一週間で一日


 考古学者にとってのエジプト王家の谷、レーシングドライバーにとってのモナコ、高校球児にとっての甲子園、宇宙飛行士にとってのフロリダケープカナヴェラル、古生物学者にとってのヨーホーバージェス、オカマにとっての新宿二丁目、登山家にとってのチョモランマ、ダンサーにとってのブロードウェイ、ファイアブレーダーにとっての伊豆スカイライン、シャーロキアンにとってのロンドンベイカーストリート、国会議員立候補者にとっての永田町、古代ヒッピーにとってのカトマンズ、左バッターにとってのヤンキースタジアム、ボクサーにとってのマジソンスクエア、ジャズメンにとってのヴィレッジバンガード、相撲力士にとっての両国、天文学者にとってのハワイマウナケア・・・。

 言ってみれば、そんな世界の首都、唯一無二の聖地というのは、子どもが一人前の大人へと育てられ、その大人がまた童心に立ち戻る場所であり、そしてまた今後の指針を見いだし、さらには人生とは何かを深く静かに黙想する場所でもあります。

 アップル・デベロッパーにとってWWDCウィークのモスコーニ・ウエストもまた同様。自分の与えられた境遇を見極め、これから何をすればいいのか、つまり人生の指針について再考する場所であります。サンフランシスコ市内において、ゲイ・パレード、あるいはクリティカル・マスとバッティングしようものなら、それはもうなおさらのこと。

 さらにはここ新宿の場末においても、「オレはさぁ、結局これで飯食うしかないからね」などと、しんみりしながらグラスを傾けるCocoaアプリ開発者が、安飲み屋で自らの人生についてあれこれ考えるのもWWDCウィークの風景。

 一方、超激務であったこのわたくし、一週間がまるで一カ月もの長い時間だったと同時に、たった一日のことであったような気がします。それでも一つの指針というか目標というか、取るべき進路の方向がぼんやりとはいえ見えてきた気もします。そういえばあのブラウザのアイコンも常に一方向を指し示していたではありませんか。

 日々の日記@。ヤマタツ睡眠時間8時間で生きてます。一週間で。

wwdc

Posted: 日 - 6 月 17, 2007 at 07:53 午前      
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