ヒトはなぜ歳をとるのか


あのね、水曜日って取り扱いに困ることがありませんか・・・。

あ、この話は先週の水曜に書きましたな。失礼いたしました。いいえ、ボケが始まっているわけではありませんよ。ちょっとショッキングな出来事があったので少しばかり脳内が混乱しているんです。
実はこの前からちょっと気になることがあったので、今週初めにメガネ屋に行ったんです。視力がだいぶ落ちているんじゃないだろうかと思ったんですよ。毎日ディスプレイを見つめていたりしますからね。
新聞を読んだりテレビを見たりするという何気ない時にも、なんか見えにくいなぁと感じたり、最近では視界の左端の方に何か白いモノが見えたりするんです。

で、そのことをね、赤坂通りに面した昼間っからダラダラするような店で“メシ打ち”などと称して、制作プロダクション所属のナントカプロデューサーという肩書きの初老の紳士とランチミーティングの最中にボソッと告白したんです。するとそのオヤジプロデューサーは途端に身を乗り出して「ヤマタツ君、その白いモノってのはお化けだよ、お化け」と訳知り顔。
「霊魂とか幽霊などといった子ども騙しとは訳が違うぞ、なにしろこれはお化けなんだからすぐにお祓いした方がいい」と断言します。
えっと、お祓いってどこに行ったらいいんですかぁ、というごくごく自然な質問に対しては、「決まってるだろう。メガネ屋だよ」だと。

そういうわけで今週になってから、新宿二丁目のとあるメガネ屋に行って、店員に恐る恐る「あのー、お祓いしたいんですけど」とボソボソっと言ったんです。すると店員は「では、こちらへどうぞ」と言いながら店の奥の方へ行くので付いていくと、彼は一番奥で振り返り「こちらをお試し下さい」と何の変哲もない銀縁のメガネを差し出しています。思わず「これ、何ですか」と間の抜けた質問をしたら「老眼鏡です」とポツリ。

ちょっと待ってくれたまえ。今何と言った。えーい、メガネ屋っ、おぬし今何と言ったのだっ! もう一度このヤマタツさんに言ってみろっ。ろ、老眼鏡だと。そんなモノを使うくらいなら死んだ方がマシだよ。あぁ死んでやる。メガネ屋っ、憶えとけよ、遺書を書いてやる。七通書いてやる。オマエにも送り付けてやる。校長先生にも送ってやる。教育委員会と文部科学省にも送り付けてやるぅ。

ふぅーっ・・・。
取り乱してしまって申し訳ありません。いえ、別に泣いてなんかいませんよ。このくらいのことで泣くような男じゃない。ちょっと目にゴミが入っただけです。

あのね、何がショックって旦那、その老眼鏡が実によく見えるんですわ。新聞もテレビのニュースショーもはっきりと見える。いや、正直に告白すると、ボクは新聞を取っていないしテレビもほとんど見てないんですけどね。
しかし、このわたくしヤマタツ、世の中の情勢を知るために毎週末には競馬新聞を丹念に読んだり、ウィークデー深夜のゴメス・チェンバリン司会のニュース番組を欠かさず見るような、そんな動物を愛する男だ。(関係ないですかそうですか)

さてと・・・。
老眼鏡をかけるということはこのボクは今や老人なのか、それとも意地でも拒絶して生きていくのか、向き合わなければならない現実から逃げ出したくなる衝動に駆られながら、近眼と両用の逸品を手にしたメガネ屋の「これはオススメですよ」という言葉に対して思わず「ごもごもごもごも、ごもっとも!」と、絶望の淵に立たされたものだけが持ち得る明るさで叫んでしまうヤマタツです、深々と頭を下げてこんにちは。
えーっと、これ以上老眼が進まないために、仕事もブログもお休みしようかと思います。
皆さまお元気で。日々の日記@。ヤマタツ、生きてます。

Posted: 水 - 11月 8, 2006 at 07:07 午後      


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