I can hear swings and roundabouts by vermilion angel.
何度となく此処に書いている様に、余はこの場所に於いて取り立てて書きたい事が有る訳ではない。尚且つ自分が見聞した物事を自分なりに解釈して明文化為る等これつぽちも考えてはおらぬ。 否、正直に告白する成らば、実は所謂BLOGらしいBLOGを書きたいと思つた事は確かに此迄一度や二度ならず有る。余が興味を持つた事象を取り上げて蘊蓄を並べてみたり、或いは日記の様に日々の生活の中で楽しかつた事や悲しかつた事、美味い物や感動した事等を書き記してみたいと思ふ事が有る。此の目に映つた、耳で聴いた、皮膚で感じた移り変はる四季折々の自然を書き留めておきたいと思ふ事が有る。然し余にはさういふ文章の才能が欠けている。此ればかりはだうしようも無い。 では何故此のBLOGを書いているのか。書きたい事も書くべき事も無く、又文章の才無き余がたつた今此の文章を書いているのは何故なのか。 余が此のBLOGを書かんとする其の理由とは単なる気晴らしである。暇潰しである。何か適当に書き始めていれば其の内に書きたい事が見えて来るだらうといふ魂胆である。内容等だうでも良い。何でも良い、別に嘘でも良い。兎に角何かの文字が並んでおりさえ為れば其れで良い。 勿論TITLEもだうでも良い。朱色の太ゴチツク体であれば意味等無くても良い。但し其れが英文であれば何となく意味深であるし、何より現代のBLOG風に仕上がるであらう。写真もだうでも良い。大判で且つ適当に彩度を落としておけば後は何でも良い。ピントや露出、其れに構図などもだうでも良い。第一にそんな事迄考えている暇も無い。そして、TITLE、写真、本文の三つは全くの無関係で良い。勿論三位一体史観等とは無縁であり、況んや此れらの写真や文章から音楽が聞こえて来ずとも良い。 全ては混沌と為ていて構わぬ。各々が迷走為ていて構わぬ。論理が破綻為ていて構わぬ。四六時中全裸で構わぬ。何れにしても此の世界を構成する全ての要素は互いに矛盾し乍らぶつかり合うている。然言余りの混乱が故に時には其処にふつと調和といふ物が生まれる。勿論此の調和といふ物は全体的な見通しが在つての事では無いし、決して長続きは為ない、実に不安定な物である。 余は此の統一性の無い自然を宥め賺して何とか味方に付けなければ成らぬ。地球は一つの目的を持つた統一体では無いし、生命が右往左往為ているのも単なる気晴らしの偶然である。地球が自公転為ているのも偶々何かの間違ひの偶然である。然し余は、其の偶然の上に不安定半ら辛うじて調和為ている様に見える其の一瞬を捉えなければ成らぬのである。
Posted: 土 - 10月 25, 2008 at 04:27 午前