1章1-18 脳と糖尿病
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 糖尿病だと太い血管もダメになりやすくなります。そして動脈硬化が起こりやすくなります(大血管障害)。動脈硬化が脳の血管に起こると脳卒中の原因になります。

脳卒中
 脳の血管が破れたり詰まったりすると脳細胞への酸素や栄養が行かなくなります。すると脳の細胞は死んでしまいます。(脳細胞の壊死(えし))脳卒中は大きく分類すると二つのグループに分けられます。一つは血管が詰まって起こるもの。もう一つは血管が破れて起こるものです。
 虚血性脳卒中(血管が詰まって起こる)出血性脳卒中(血管が破れて出血する)の二つです。


出血性脳卒中(血管が破れます)

出血性脳卒中(血管が破れます)脳出血、くも膜下出血など

脳出血
 脳の中の血管が破れます。脳出血は、血圧の高い人や血管がもろくなっている人(DMで血圧が高い方は多いですね。)や、高齢者に多く見られます。
(高血圧にいてはコチラを参照。ブラウザの戻るボタンで戻って来てください)
 動脈硬化が進み脳の奥の細い血管がもろくなると、そこがコブ状にふくらみます。このコブを微小動脈瘤(びしょうどうみゃくりゅう)と呼びます。高血圧によってそのコブが破裂して出血します。

 

くも膜下出血
 
 脳は頭蓋骨でガードされています。
  その下は三つの膜によって包まれています。
  軟膜、くも膜、硬膜の三つです。(図参照)
  軟膜とくも膜の間(くも膜下腔)は脳脊髄液が満ちています。そこに血管や神経が浮いたように存在します。その血管や神経を固定しているのがくも膜です。
  くも膜はその名の示す通り編み目状でクモの巣のようになっているので名付けられました。くも膜下出血では、このくも膜の下にある動脈が破れます。出血した血液が脳を圧迫します。


虚血性脳卒中(きょけつせいのうそっちゅう)

 血管が詰まって起こります。
  大きく大別すると二つに分かれます。
  脳梗塞一過性虚血発作の二つのグループです。

 脳には多くの酸素とブドウ糖が必要です。
 脳の神経細胞は筋肉の細胞のように酸素やブドウ糖を細胞内に貯金できません。
体の筋肉細胞は、
● 酸素をミオグロビン(筋肉ヘモグロビン)という貯蔵体に蓄えます。
●ブドウ糖をグリコーゲンにして細胞内に蓄えます。
短時間血液が来なくてもその貯金を使えるから大丈夫。
しかし脳は
貯金が出来ません
血流が止まると約3分間で死滅。
その後、神経細胞はブヨブヨになります。
ブヨブヨの組織は白血球によって吸収されます。
吸収されたあとは空洞状態になります。
脳細胞は約3分
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