1章-1-4 血糖値…低血糖と高血糖
 皆さんは病院で採血された事があると思います。病院ではその血を計って血糖値を調べます。では血糖値って皆さん御存知でしょうか。
  先にも述べましたがインスリンは血液中の栄養分であるブドウ糖を細胞でうまく利用するのに必要なホルモンです。細胞はこのエネルギーで活動します。健康な方が食事をとるとインスリンが分泌されてブドウ糖が処理されます。
  インスリンが不足したり作用しないと、血液中の糖が処理されなくて血液の中にたまってきます。当然、食事をすると健康な方でも食物から糖エネルギーをとるので血液中の糖分は増えます。この血液中の糖分の量を血糖値といいます。
  血液1デシリットルの中に糖がなんミリグラム含まれているかという数字です。空腹になると糖のエネルギーは減ってきて血液中の糖分も減ります。ちなみに健康な方の血糖値は空腹時で80〜100mg/dl、食後2時間で150mg/dlくらいです。
  血糖値が170〜180mg/dl以上になると尿中に糖がもれ出してくるようになります。糖尿病の名前の由来はここにあります。
血糖グラフ

血糖コントロールの目安

 
やや不良
不良
空腹時血糖(mg/dl)
100以下
100〜119
120〜139
140以上
食後2時間血糖(mg/dl)
120以下
120〜169
170〜199
200以上
HbA1C(%)
5.8以下
5.8〜6.5
6.6〜7.9
8.0以上
※表の一番下のHbA1Cとは…Hbはヘモグロビンの略です。赤血球の中にあるヘモグロビンに糖が結合したものです。1〜3ヶ月間の血糖コントロールの良し悪しがわかります。
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