1章1-16 糖尿病と高血圧

 ホームページに来てくださるDMの方の中にも高血圧の方がいらっしゃいます。
  糖尿病患者の約半分が高血圧者だと言われています。
血圧が高い状態ですと、糖尿病性腎症が進行してしまったり、皆さんよく御存じのように、脳卒中や心筋梗塞をおこしやすくなったりします。
(※高血圧のポスター参照 ポスターへジャンプ。
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糖尿病の方は高血圧になりやすいの?
健常者が高血圧になる確率の3倍。
糖尿病の方が高血圧になる確率は健常者の3倍くらいです。
逆の場合はどうでしょう。すなはち高血圧の方が糖尿病になる確率はどのくらいなのでしょう。
健常者の方の3.5倍くらいと言われています。

いろいろな原因
糖尿病になって腎臓の機能が低下してしまうことがあります。
 そうなるとナトリウム(Na)が排出できなくなります。そうするとナトリウムの濃度が高くなります。
そして血液中の水分が増えます。循環血液量が増えて血圧が上がります。
リンク先のnatsukiさんに教えていただいた事
 natsukiさん談
 主治医の腎臓病教室で、よくこの話が出るのですが…。
  ナトリウムは、体の中では常に、水と行動していると。
  主治医いわく 「日なたを歩く人と影」だそうで…。
ナトリウムが増える(たまる?)水も増える血管の膨張 圧力の上昇(血圧があがる) という理由だったと思います。
  この場合、血管は外側には膨張しなくて、内側に膨張(内くうが狭くなる) するので、圧力が上がると説明されていたと思います。

インスリン抵抗性と高血圧

インスリン抵抗性
以前少しふれましたが…
インスリンが、いっぱい出ているのに糖尿病だという状態があります。インスリンの効きが悪い状態です。

●肝臓や筋肉で糖が取り込まれます。インスリンは肝臓や糖にあるインスリン受容体というものと結合します。そして、糖を取り込みなさいという情報を流します。

●ところが、受容体が鈍くなっていたり、情報伝達に異常があると、細胞は糖を取り込みません。
=血糖値が高い状態です。
このようにインスリンが出ているのに糖が取り込みにくい状態の事をインスリン抵抗性といいます。

 そうなると血糖値を正常にするために、より多くのインスリンを分泌しようとします。そして、高インスリン血症になります。

※高インスリン血症※
血液中のインスリンが通常よりも高い状態。
インエスリン抵抗性をインスリンの量でカバーしようとして多くのインスリンを分泌。それによって血糖値は下がりますが、やがてβ細胞が疲れてきてしまいます。

★高インスリン血症の状態では★

●インスリンには交感神経を活発にする働きがあります。
過剰なインスリン分泌の状況下では ※交感神経※が緊張しやすくなります。そして血管を収縮させ、血圧を上げる事があります。

交感神経と副交感神経
 内臓器官や皮膚のはたらきを意志と無関係に調節しているのが自律神経ですが、
  自律神経は交感神経と副交感神経とからなっています。
  交感神経と副交感神経は、一方が器官のはたらきを促進すれば他方がそれを抑制するというように、多くの場合互いに互いに対抗的に作用し、器官の働きを調整しています。
  交感神経が興奮するとその末端からノルアドレナリンが、また副交感神経の場合はアセチルコリンが分泌され、各器官を興奮させます。

●ナトリウムが増えて循環血液量が増えて血圧が上がります。 それが血圧を上昇させる原因になってしまいます。

肥満と高血圧
 
2型糖尿病の方で肥満気味だと病院で言われた方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
  肥満はBMIが25以上の方です。肥満の人が高血圧になる確率は、肥満していない人のおよそ2〜3倍と言われていま す。肥満の場合、交感神経が緊張しやすくなって血圧が上がります。脂肪組織が分泌するレプチンというホルモンが血圧を上昇されるとも言われています。

あなたのBMIは?
BMIについてはコチラを参照(BMIのページへジャンプ)


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