1章-2-7 起立性低血圧症

立ちくらみと起立性低血圧症

 糖尿病の合併症に神経障害があります。
  自律神経に障害が出てきますと内臓の活動や血圧や体温調整が上手く出来なくなります。起立性低血圧症も自律神経障害によって引き起こされます。
 ※神経障害についてはコチラを参照。
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 起き上がった時に脳の血圧の調整がうまくいかないために立ちくらみを起こします。重度の方ですと失神される方もいらっしゃいます。
 このホームページを見ている方は糖尿病の方が多いと思います。家で座っていて立ち上がろうとした時にふらつく事はありませんでしょうか?最初はたまに少しふらつ程度ですが次第に立ち上がると必ずと言って良い程に立ちくらみを起こして転倒するようになる事もあります。

 左の写真はチルトテーブルと呼ばれる器具です。患者さんを寝かした状態にしたり立てた状態にしたりする事が出来ます。角度は自由に調節できるようになっています。起立性低血圧症の測定に用いられます。

 最初に寝た状態の位置で血圧を測ります。次第にチルトテーブルを立てて行きます。そして自動血圧計で血圧を測定して行きます。


ゆっくり起きる

 とにかくユックリ起きる事が大事です。
  座っていて立ち上がる動作や寝ていて立ち上がる動作は日常的によく行われます。トイレに座った時、靴を履く時、お風呂に入った時…etc。

  座っていて立ち上がる時はユックリ立ち上がります。
  寝ている時は一度頭を高めの枕の上に置きます。それからユックリ座ります。それからユックリ立ちます。枕は20センチくらいで3〜5分くらい頭を置いておきます。
(人によって個人差が有ると思いますからドクターと相談なさってください。)

病院の入院ベッドでしたらハンドルを回して上半身を少し起こして就寝されると予防に役立つと思います。


転倒から思わぬ 大事故につながりますので十分に御気をつけて下さい。
高齢の方の場合は特に。)