3章-1-4 フットケア

フットケアって何?

フットケアとは、 foot(足)ケア(養生)=足の手入れのことです。
  足は靴、靴下の中でむれやすく、また、地面を歩いたりしますので汚れやすく傷つきやすいところでもあります。
  傷ができたら、すぐ手当てをすること、常に足を大切にすることを心がけてください。

何で必要なの?

 糖尿病では、傷の治りが悪く、ばい菌の繁殖を防ぐ力が弱くなります。
  それに加え、動脈硬化が進みやすく、血行が悪くなるので体の末端まで酸素や栄養も十分に行かなくなります。
  また、糖尿病による神経障害では、特に足の先端に著しく痛みを感じませんので傷ついたことに気づきません。
  以上のことから、小さな傷が、気がついたらとても悪くなっていた、ということになりやすいのです。
  だから、意識して普段から足をよく観察、手入れしておくことがとても大切なのです。


以下のような自覚症状があれば、
要注意です。
(抹消神経に障害が起きはじめています)
安静時や睡眠中に
よく足がつる。
足に虫がはっている
ように感じる。
足がしびれたり
痛んだりする。
手足や足先がやたらに
ほてったり、冷たく感じる。
自分の目でチェックしましょう。)

糖尿病の合併症のひとつ「足の病変」は、
あなたの毎日の観察で予防することができますよ。

1

足の間、足の裏をよく見ましょう。
目が悪い方は、家族の方に見てもらいましょう。

足の変形は? 足の皮膚の色は?
爪の変形は? 爪の色は?
水虫は?炎症は?潰瘍は?
傷やケガは?

(神経障害が進むと痛みを感じなくなります)
タコは?ウオノメは?皮膚の乾燥は?

2

足を石鹸でよく洗いましょう。

ぬるま湯や、皮膚に刺激の少ない石鹸で
  よく洗ってください。
  洗った後は、よく乾かしてください。
  (特に指の間)

3

入浴の際は熱湯に気をつけてくださいね。

入る前に手で温度を確かめてください。
  (足は神経障害があると熱さを感じにくいので、
  やけどをしやすいのです)

4

低温やけどに気をつける。

コタツ、アンカ等は低温でも直接肌に当たっていると、
  やけどをおこすことがあります。
  部屋全体が暖まる方法にしましょう。

5

靴下は毎日清潔なものをはく。

ゴムで足首を強く圧迫するもの(血流を悪くします)、
ナイロン混のものは余り適切ではありません。
木綿で余裕のあるものが、いいですよ。
 できるなら白いソックスの方が、けがをしても気付きやすいので、
良いですよ。
最近は5本指のソックスが御店に売ってますが、あれは良いそうです。
足の指の間の汗をすうので清潔だそううです。

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