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Fri - September 28, 2007
ひとなつのおもひで
終わってから書くなと言う気もしますが…
9月1日から24日まで、街のパブリックスペース(所有権的にはプライベートですがアクセス的にはおおむねパブリックな場所)を使って行われる展覧会に参加しないかと誘っていただきまして、せっかくの機会なので出展していました。
エントリがすっかり遅くなってしまいましたが、屋外の設置で最初の数日間は雨が続いたりで撮影ができず、期間中もいろいろばたばたしていたもので…
9月1日から24日まで、街のパブリックスペース(所有権的にはプライベートですがアクセス的にはおおむねパブリックな場所)を使って行われる展覧会に参加しないかと誘っていただきまして、せっかくの機会なので出展していました。
エントリがすっかり遅くなってしまいましたが、屋外の設置で最初の数日間は雨が続いたりで撮影ができず、期間中もいろいろばたばたしていたもので…
某所のルーフガーデンにある水盤内に(←悪夢の要因)二つの作品を制作しました。
重厚長大産業の街にあって、軽薄短小なものはあまり好かれないようなので、一見すると軽薄でありながら実はものすごく重厚なものを作ろうと思いました。
見た目も中身も重厚なものや見た目も中身も軽薄なものはいくらでもありますし。ということで。
一つは厚さ10cmの鋼板(1mmでも1cmでもなく、10cm厚の鋼板!)から切り出した10cm角の鉄の立方体を100個、上面だけを磨いて水の中に並べたものです。

鉄が重いのは誰でも知っていることです。
でも、どれほど重いかを理解している人はほとんどいないのではないでしょうか?
鉄の比重は7.85ですから、10cm角の立方体(=1000立方cm)は1個あたり7.85kgになります。
それが100個あるので、総重量は全部で785kgです。
その重さをできるだけ感じないような表現をしたいと思いました。
水面ともども光の変化に応じて表情を変えて、見方によってはまるで浮かんでいるように見えれば良いなと。

もう一つは金型にニッケルメッキをする過程で生成される廃棄物を使ったものです。
水面から顔を出しているニッケルの塊は、植物か珊瑚のように見えます。
これも軽そうに見えますが、ニッケルの比重は8.88ですから、実は鉄よりも重いのです。
実際、手に取ると見た目以上にずっしりきます。

工場で初めて目にしたとき、とても美しい廃棄物だなと思いました。
銅の金型をメッキしたときにできたものは緑青をふいてくるのがまたなんとも良い感じです。

鉄の作品ともども「これ、前からなかったっけ?」という声をよく聞きましたが、私としては嬉しい反応でした。
環境に埋没するのは許せないというアーティストもいるとは思いますが、どちらの姿勢をとるかは人それぞれですし、今回の作品は周りの環境を利用することも自分にとって重要なテーマでもあったので、埋没して結構、と思っています。
それにしても純粋なインスタレーションというのは学生の時以来かもしれません。
新鮮な感じでとても楽しかったです。(そりゃもうとても大変ではあったのですが)
協力企業のみなさんをはじめ、いけもとさん、うえにしさん、おおくぼさん、おおのさん、かわぐちさん、さかもとくん、ふじいさん、なかじまさん、まなべさん、そのほか制作に協力して下さったみなさん、ありがとうございました。
重厚長大産業の街にあって、軽薄短小なものはあまり好かれないようなので、一見すると軽薄でありながら実はものすごく重厚なものを作ろうと思いました。
見た目も中身も重厚なものや見た目も中身も軽薄なものはいくらでもありますし。ということで。
一つは厚さ10cmの鋼板(1mmでも1cmでもなく、10cm厚の鋼板!)から切り出した10cm角の鉄の立方体を100個、上面だけを磨いて水の中に並べたものです。

鉄が重いのは誰でも知っていることです。
でも、どれほど重いかを理解している人はほとんどいないのではないでしょうか?
鉄の比重は7.85ですから、10cm角の立方体(=1000立方cm)は1個あたり7.85kgになります。
それが100個あるので、総重量は全部で785kgです。
その重さをできるだけ感じないような表現をしたいと思いました。
水面ともども光の変化に応じて表情を変えて、見方によってはまるで浮かんでいるように見えれば良いなと。

もう一つは金型にニッケルメッキをする過程で生成される廃棄物を使ったものです。
水面から顔を出しているニッケルの塊は、植物か珊瑚のように見えます。
これも軽そうに見えますが、ニッケルの比重は8.88ですから、実は鉄よりも重いのです。
実際、手に取ると見た目以上にずっしりきます。

工場で初めて目にしたとき、とても美しい廃棄物だなと思いました。
銅の金型をメッキしたときにできたものは緑青をふいてくるのがまたなんとも良い感じです。

鉄の作品ともども「これ、前からなかったっけ?」という声をよく聞きましたが、私としては嬉しい反応でした。
環境に埋没するのは許せないというアーティストもいるとは思いますが、どちらの姿勢をとるかは人それぞれですし、今回の作品は周りの環境を利用することも自分にとって重要なテーマでもあったので、埋没して結構、と思っています。
それにしても純粋なインスタレーションというのは学生の時以来かもしれません。
新鮮な感じでとても楽しかったです。(そりゃもうとても大変ではあったのですが)
協力企業のみなさんをはじめ、いけもとさん、うえにしさん、おおくぼさん、おおのさん、かわぐちさん、さかもとくん、ふじいさん、なかじまさん、まなべさん、そのほか制作に協力して下さったみなさん、ありがとうございました。
Posted at 02:00 AM Comment
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