愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ 


経験だけでは足りないこと、転職者に求められる「明」 

これまで、医療・福祉に関する教育事業の会社に11年勤めてきて、新しい転職先も同じ医療・福祉系の教育に関する事業をしている。ただ違うのは、分社化して新たに事業を始めるということと、主にITをベースにリアルな事業を展開していくというところか。あと、医療周辺業界に向けた商品開発も。
この1ヶ月勤めてみて、以前の勤務先と大きく違うなと感じるのは、しっかりとした社内研修体制もできていて、チームで取り組むという土壌ができているというところ。
そんなところへ、朝礼も経験がなく、ましてやタイムレコーダーも使ったこともなく、まともな教育研修も受けていない、一応歳だけはとっているおっさんがやってきて、経験があるからということで何かと期待されているわけで、それはそれでプレッシャーがありまして。
とりあえず、やれることを淡々とこなしつつ、これまではあまり経験と接点がなかった医療周辺業界の勉強もしながらなんとかやっております。
ただ、働きながら感じているのは「経験」に頼っていては、自分自身に進歩がないし、視野の狭い仕事しかできないな、ということ。
それでどうしようか、と思いながら目に止まって購入した本が「時局を洞察する 」という本。SBIホールディングスのCEO北尾氏によるブログをまとめたもの。
その本の帯には「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とあったのが購入の決め手。

老子に「人を知るは智なり。自ら知るは明なり」という言葉がある。「智」と「明」はいづれも深い読みのできる洞察力を指す言葉だが、
「明」の方が少しレベルが高い洞察力といえる。
孫子では「彼を知り己を知る」ことの重要性を説いているが、老子とおなじような意味で、洞察力の必要性を訴えていると言える。
その洞察力を養うためには毎日の生活や仕事の中での問題意識をもった行動などの姿勢と古典や歴史書を読んで先人の知恵や経験を学ぶことだと中国古典は言っているそうだ。
孫子に学ぶ12章(著:守屋洋、角川SSC新書) より>

最近の世界情勢、経済情勢などを見つつ、企業経営者として、そして企業人としてどう読み、対応していくべきかをまとめているのが北尾氏の本だが、
先人の知識や経験をしっかり活かした経営、行動の結果がどうなっているのかが過去の日記から今を見るとよくわかり、
中国古典の教えがいかに現在においても有用であるかがよくわかる。

私のこれまでの経験をさらに活かし新たな事業を展開できるよう、古典や歴史書などもっと読んでみるかな。 

Posted: Sun - September 21, 2008 at 06:05 PM  | | |


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