量質転換の法則 


SBIホールディングス の株主説明会に参加してきました 

量質転換の法則とは、弁証法などで知られる哲学者ヘーゲルによる思想で、数をこなすことでそのものの外見は変わらないものの質は変化する、というもの。SBIホールディングス の傘下には、ネット証券で業界一の手数料の安さでシェアNo.1のイートレード証券があるが、CEO・北尾吉孝氏によるとNo.1になるために、最初から業界一の手数料の安さを指示して顧客を集めて市場を押さえることで、顧客サービスの質向上に努めることができている、だから指示され、いまだにシェア率を伸ばしている、とのことだ。懸念された野村系のネット証券・ジョインベスト証券の手数料の安さや他のネット証券の手数料引き下げ戦略も全く恐くないと北尾氏は言う。なぜなら、イートレード証券は圧倒的な顧客数でさらに手数料を下げても「数」があるから収益にはさほど支障はないが、他の証券会社は数がイートレード証券に比べて圧倒的に少なく、今以上の引き下げには耐えられないだろう、とのことだ。「数」を押さえることでサービスの「質」を変化・向上させる、それが北尾氏流の量質転換の法則だ。すばらしい。

北尾氏は中国の古典などにも非常に精通しているが、歴史観や語り継がれる思想などの人類の叡智には必ずそれなりの役立つ知識がある、とのこと。勉強になりました。
私も哲学など好きで読み漁っていたりしたが、また改めて読み返し、何かを見つけたいと強く思いました。

その他、株価の動向についてや今後の事業戦略、新たに設立するSBIユニバーシティなどのお話もあり、あっという間の2時間。
北尾吉孝氏、やっぱり本物だなと思った一日でした。ただ、解せないのが先日買ったばかりの「中国古典からもらった『不思議な力』 」(著:北尾吉孝)を無料で配布していたこと。ちょっと損した気分だが、もう一度読み直せということなのかも。天命というヤツですか。 

Posted: Fri - May 26, 2006 at 12:59 AM  | | |


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