Journalについて
耐震偽装
耐震偽装が発覚してから4ヶ月余り、当初は特異な人間たちが起こした特異な事件と思っていた(思おうとしていた)が、もっと根の深い問題のようだ。
最近でも小樽の事件、確認検査機関の粉飾などがあった。底に透けて見えるのは、需要者側の早く、安ければよいとの要求もあって、建築行為が単なるお金儲けの手段に成り下がっていることではないだろうか。建築は個人の所有であっても、社会的ストックであり、文化だということをもう一度確認したい。

国土交通省の”耐震偽装報告書”を読んでみた。
この中で、耐震強度0.5未満で建物が倒壊する危険があるとした対応に問題が有ったことを認めている。この報道に接して、当初から違和感を感じていた。なぜ耐震強度指標値が0.5未満で倒壊するのか、その根拠が示されていないからでした。
建築知識という雑誌の4月号で「耐震偽装建築は倒壊するのか」という特集が組まれています。一読することを薦めます。

国土交通省:構造計算書偽装問題に関する緊急調査委員会  報告書
|