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| 防ぐことは出来る | | 作成日時: Dec 21, 2004, 10:38 PM |
休日の午後のことだ。わたしが近所へ買い物に出かけたとき、車道を走る親子を見かけた。母親はまだ幼い子を自転車の後ろに備えたチャイルドシートに乗せ、そして五、六歳だろうか、女の子が小さな自転車で懸命に母親の後を追いかけている。漕いでも漕いでも母親と離れてゆく、するとその子は立ち止まり、大きな声で泣き始める。母親は後ろを振り向き、怖い顔で何かしらその子へ命令した。そしてまた、一生懸命にペダルを漕ぎ始める。
所々アスファルトが隆起しているところで、その子はバランスを崩し大きく車道に入り込んでしまった。後ろから来ていた車があと僅かでも、ブレーキを踏むのが遅かったらその子はどうなっていただろう。それを見ていたわたしと、そして車の運転手の男は何ともいえない表情でため息をつく。
しかし、先を走る母親は何も気づかず、後ろを振り返っては、子供がついてきていないことに腹を立てていた。
女の子は、泣きべそをかきながら母親を再び追いかけていった。 |
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