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ヴォネガットの短評 人類の優しき理性!

カート・ヴォネガットの論評が以下のサイトに出ていました。変わらぬ感性に脱帽!

I Love You , Madame Librarian (愛すべき図書館員)
英語版(In these Time紙 Aug. 6 ,2004
日本語訳(「暗いニュースリンク」)

ヴォネガットの非常に醒めた、今のアメリカの実態の理解。「今何が起きているか」。今のアメリカがかつてのナチと同じくらいに嫌われていると彼は実感している。何を云うねんという輩に説明すると、彼は第二次世界大戦では歩兵としてヨーロッパ戦線へ、ドイツ・ドレスデンで味方爆撃機の空襲を受けるが奇跡的に助かる。一説には一夜にして、広島・長崎以上の死者を出したと云われている・・・そんな男の言葉だと云うことを理解し読むべきだ。私らの世代は、テレビで見るイラクしか知らない、人質が殺されることに涙するので精一杯。アメリカ政府の言に右にならえは、決して政府だけではなく、産業界も同調。だって貴重な貿易相手国ですし、日本海越しの驚異を助けてくれる唯一の国だから・・・。実は、日本のマスコミ報道は親切丁寧すぎて、日本人は頭で考える能力が低下しているのかもしれない。

そしてもう一本  The End is Near (終末は近い)
英語版(In these Time紙 Oct. 29 ,2004
日本語訳(おなじく「暗いニュース」)
こちらは、僅か200年で我々「知的な」人類の行ってきた化石燃料の浪費と未来への危惧。

何れも、皮肉たっぷりに語る、小学生にも分かるように。しかし、これをまじめに受け止める政治家は一人もいまい。4年先の選挙を気にする程度の先見の明しかないからか・・・。そのむかし、「グリーン・ピース」は、結構実力行使に出ていた、その後政治的な立場も得る。京都議定書が発効される、温暖化問題の認識・・・しかし、だれもあっさりと「使うのを止めようとは云わない」、何故か・・・・。わたしには分かる。知性あふるる、万物の長たる「ホモ・サピエンス」がそのような簡単なことを理解できないはずがない。

ヴォネガットは、千年の後、人類が生きながらえていれば、間違いなく「作家、兼、預言者・・・彼の言葉に耳を傾ける人は皆無だった」と人名辞典に書かれていることだろう。

 




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