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| それは無駄なことの羅列 | | 作成日時: Nov 16, 2004, 09:59 PM |
ある人物の伝記、および思想・理論などに新解釈を加えようと本を書き始める。十年を費やすが結局できあがらない。
「一緒に住んでいる女のことさえ理解できないのに、なぜ既にこの世にいない奴のことが理解できる?」
一般的な断筆の場面。
人生を学問に費やした男、学界での権威と恐怖を担い続けるが、歳をとり次第にぼけてゆく。消えゆく記憶、高尚な理論・原理がはがれ落ちた後には、若い頃の恋人の記憶。子供の頃の遊んだ記憶。彼は誰が見ても幸せそうだ。 |
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