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『アニー・ホール』

「せめて芸術の上だけでも理想的に事が運ぶようにとね」

ラスト、自分の書いた舞台劇で、自分とアニー(ダイアン・キートン)の結末を、現実とは違うハッピーエンドに描いた場面での台詞。

この映画は、アカデミー賞とっちゃってるので、みなさん、あーだ、こーだ、ヌーベルバーグとの関連や、やれ技法やなんやらと大変なのですが、まあそういう小難しいことはさておいて、見かけが少しさえない男が、惚れていた女との関係を自分に正直に書いた物語。で、ウッディ・アレン喋りまくります、字幕なので相当はしょられてると思うし、真の意味を解さない訳かもしれないけれど、まあ、エスプリは伝わるしね。でも、そんな嫌みじゃないし、こんな男もいるだろうし。

主役を、アル・パチーノとか2枚目で撮っていたら、そうそう極端に評価が分かれることはないとおもう、この映画が嫌いな人は「潜在意識化でのユダヤ嫌い」があるのかもしれない、それともウッディ・アレンが肌が合わないだけか、それとも「本当はもっとおばかな映画撮ってたくせに」っていう嫉妬心からか?

翌78年の『ディア・ハンター』前の、クリストファー・ウォーケンや、ジェフ・ゴールドブラム(ロスのパーティの会場に)、そして何よりポール・サイモンまで出演している(シガニー・ウィーバーは結局何処で出ているか分からず)。ニュー・ヨークの風景、『恋人達の季節』ともしかしたら同じ場所?と思わせるシーンも多数。

なんとなくニューヨークの変な観念が植え付けられた。太陽の影響が少なく、街中がレンガの建物ばかりで、人々の服は落ち着いた色。それに対してロスアンジェルスがこうも違うかという描かれ方に少し感心!

それと、ダイアン・キートンの歌、今一だけど、雰囲気は良かったね!

 




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