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| 「トロイ」、ホメロスの「イリアス」も読むと・・・ | | 作成日時: Oct 30, 2004, 09:00 PM |

そう、「トロイ」
「歴史」であるため、正確な物語(?)をまずは・・・・・
英雄ペレウスと女神テティスの結婚式。不和の女神エリスには招待状が届かなかった。ひどく腹を立てた女神エリスは、「最も美しい人へ」と書いた黄金のリンゴを宴席に投げ込む。宴の中には、この世で一番美しいと云われていた三人の美女がいた、ヘラ、アテナ、アフロディテ。
大神ゼウスは誰がリンゴを手にするかという裁定をトロイの王子パリスに任せる。パリスの前に出向いた彼女たちはおのおの、パリスの気を引こうと見返りを示す。そのなかで、アフロディテは「ここにいる三人よりも美しい本当の美女をあなたのものに」すると約束する。そして、パリス王子はアフロディテの提案を受け入れ黄金のリンゴを手渡した。
アフロディテは、スパルタの王宮にパリスを招き入れる。そこでパリスは、スパルタ王メネラオスの妃ヘレナ、世界で最も美しい女性に魅入る。アフロディテのけしかけに、パリスはこともあろうにヘレナを口説きトロイに連れ帰ってしまった。それを知った夫のスパルタ王メネラオスは兄のミュケナイ王アガメムノンとギリシャ中の英雄を集め、十年にも及ぶ復讐の戦いを起こす、それがトロイ戦争。
「イリアス」を読む上で、誰もが間違いなくアキレスとヘクトルの勇姿に心躍るものがあろう。そう、英雄叙事詩なわけだから。映画でもうまく描けてたな。しかし、「トロイ」では、あまりにもギリシャ勢が「悪役」。ブラット・ピットを引き立てる意味もあるだろうけど、変に善悪の雰囲気を作り上げている。トロイ側の体たらく、パリスはもっと優柔不断な性格や、配役が面白いとも思うけれど、まあベタ過ぎるんだろうな。もともとが両陣営ともに悲劇の固まりの物語だし、そういう点では、無難でもあり、斬新だとも云える。
ところで、ホメロス本来の英雄とも云うべきオデュッセウス、最後のあたり、たき火の周りで兵士が子供のために木で馬を彫っているところまで、描かれていることさえ気づかなかったよ。オデュッセウス役のショーン・ビーン、渋くっていい味出している。ここらあたりは、やはり古事記、日本書紀の無い世界の国民、分かってるよね。落としどころ。
まあ、10年の物語のはずが、ふむ、脚本では何年の設定にしてるのだろう、わたしの感じでは2週間・・・・。しかし、シュリーマンの遺跡発掘の時からこのトロイ戦役は事実であり、歴史。正しく映画を作ることも必要だろうよ。
パリスに、まずは踵、それから体を射抜かれたアキレス。ああパリス、おまえの腐った根性で始まった悲劇、結局は女神テティスの子我がアキレスも死ぬことができる・・・っていう感じで、人間らしくていいじゃないか。無念ひとしおだろうに、一瞬幸せな表情をブラピ出してる、いい演技だよね。少しジャンプして斜めから斬りかかるところは素晴らしい。
ところで、エリック・バナとブラピには、トロイの城壁の周りを、やはり三周ランニングするシーンが欲しかった(笑)、ねえ、当然だよね!(??の方は、是非「イリアス」読んでください) |
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