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| 「髪結いの亭主」 | | 作成日時: Sep 22, 2004, 11:08 PM |

「髪結いの亭主」
愛は普遍であり続ける。それがゆえに、ラストシーンが存在している。
わたしはそのシーンで涙することは無かった。とても、自然なことと思えたからだ。アントワーヌの愛を信じるからこそ、マチルダの行為は彼女にとって最良の選択となる。そしてアントワーヌもまたそういった形での愛に、涙も流さず、いつも彼女に踊ってみせたアラビアの踊りをいつまでも踊り続ける。
愛し方と、愛され方の一つの形を観客に伝えるために、パトリス・ルコントの脚本は、あまりに鋭い切れ味で私たちを座席に釘付けにした。それに気づくことが、観客の使命であることを強要するかのごとく。 |
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