“港町として栄えた神戸にはロマンチックな異国文化がいっぱい”
 
 
明治元年(1867)の開港以来、港とともに歩んで来た神戸。今日では日本有数の観光都市に発展、それに伴い港周辺も近年さま変わりした。近未来都市・ハーバーランドをはじめ、デートスポットとして名高いメリケンパーク、海上都市のはしりとなったポートアイランド、神戸ファッションプラザで注目の六甲アイランドと、レジャー&アミューズの要素をもつエリアだ。
 
   


<鯉のオブジェ>フィッシュダンスは昭和62年、神戸開港120年を記念して制作された。建築界のノーベル賞と称されるブリツカー賞を受賞したゲーリー氏(米)がデザイン
<ポートタワー>メリケン波止場から望むタワーは神戸のシンボル的存在。鉄鋼パイプを鼓型に組立てた構造は世界で類がなく、高さ108mの上部は5層の展望台で眺望抜群。
<メリケンパーク>明治元年、いち早く海外に門戸を開き外国貨物の荷揚げ港となった。西洋文化をここから全国に広げたメリケン波止場は埋立てられ誕生したメリケンパーク。
<北京城>南京街入口の長安門に隣接する。慶応3年の神戸開港に伴い外国人居留地が設けられたが、通商条約の締結がない中国人は、居留地外に住みはじめ、南京町を形成した
昭和<南楼門>57年にメリケンロード側に建つ門。南京町は元町商店街の南側に位置し南北の110m、東西は300mあり、福を呼ぶ祝いの楼門は、東、西、南の三つある。
<長安門 >南京町に行けば何でもある」と言われる程隆盛を見せたが戦争などで一時衰退。昭和60年にこの門が中国河北省特産の大理石・漢白玉を使って東楼門として建つ。
<スクエアチャイナ>南京町広場にある東屋、周りを十二支の動物とパンダの石像が取り囲んでいる。中国の旧正月、春節祭をはじめイベント広場として賑わう場所である。
<元町商店街>全長1.200mのアーケードに老舗が軒を連ねる。もとは西国街道沿いの神戸、二つ茶屋、走水の3ケ村の街道筋で、東側に外国人居留地ができて栄えた。
<シュウエケ邸>英国人建築家ハンセル氏が明治29年自邸として建築。白壁にグリーンのラインが映える優美な姿が伊印象的。屋根の鯱など和様折衷のユニークなハウス。
<萌黄の館>アメリカ総領事シャープ氏の邸宅として建てられた異人館。異なる形のベイ・ウインドーやアラベスク風の階段や重厚なマントルピースなどが見どころ。
<風見鶏館>ドイツ人貿易商トーマス氏の旧邸。尖塔上の風見鶏と赤レンガの外壁は北野のシンボル。室内は重厚なドイツ伝統様式で細部の意匠にアール・ヌーヴォーの影響あり
<風見鶏の全景>かって神戸に居住した外国人が海の見える丘に建てた洋館の中でも、ひと際目を引く屋根の上の風見鶏が目印の煉瓦洋館。現在重要文化財に指定され注目される
<オランダ館>元オランダ総領事邸。寄棟造り、ドイツ壁の外観は、ノスタルジックなムードが漂う。オリジナル香水コーナーでは、オランダ製の香料で香水を調合してくれる
<デンマーク館>旧ヨハン・フラウベルト邸跡に建てられたデンマーク大使館のテーマ館。2階には世界的童話作家アンゼルセンの書斎が再現されている。
<オーストリアの家>館内は19世紀後半の貴族の家を再現し、女帝マリア・テレジアの肖像やロココ調の衣装など展示してある。当時の宮廷文化の様子が見えてくる。
<うろこの家>最初に公開された異人館で国指定文化財。外国人向け建てられた高級借家で建物の外壁と多い天然石のスレートが魚のウロコに似ていることから愛称が生まれた。
<暖炉の部屋>うるこ館の内部で高級な室内にはアンティークな家具や陶磁器の名品コレクションが見ものである。左隣の美術館では、ヨーロッパやロシア近代絵画を展示中。
<外国人倶楽部>開港当時賑わった外国人のサロンを再現。ブルボン王朝やビクトリア王朝時代に貴族が使った家具調度品などを展示。庭園にはミニ礼拝堂も設けてある。
<旧サッスーン邸>現存する異人館で最も古いものの一つ。明治25年、神戸のユダヤ人会の長老的存在であぅたイスラエル人貿易商ディヴィット・サッスーン氏の建築。  
<神戸事件>市内の中心街で慶応4年1月、備前藩兵が神戸に上陸中の外国兵と衝突した事件。維新政府は外国使臣に謝罪するとともに備前藩の責任者を処罰した。
<レトロバス>神戸の街を走るシティー・ルーブ。グリーンを基調に「異人館」をイメージしたレトロ調のバスは、神戸都心部の主要観光スポットを一周約70分で巡っている。