開発用PIPPIN

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デベロッパーに対して販売された開発用PIPPINについてまとめてみました。
開発用PIPPINの大きな特徴は、開発を容易にするためにHDDからの起動が可能となっていることです。
なお、以下の内容は開発者向けの資料中の関係ある部分に基づいてまとめました。

1995.10. 最初の試作機(EVT-1)が10台程度日本に到着
外観は現在のPIPPINの形をしていなかったかもしれません。

1996.01. 開発用PIPPIN(EVT-2?)の販売(開発用PIPPIN前期型)
価格12万円
外観はロゴ類がないだけで市販PIPPINと同一。
基板は多少の違いがあるが、ほぼ市販と同じ。
ただし、ROMは開発用の特別なROMとなっている。
認証機能はなく、HDDからの起動も可能。
当初のROMは、FlashROMを使用したc3と呼ばれるバージョンのもの。
モデム(市販品と形状が違う)やFDDユニットも付属。
増設RAMは4MB。

1996.02. ROMのみがGM(GoldenMaster)にバージョンアップ
c3が熟成されたもので、大きな仕様変更はなく、バグフィックスなどが行われたもの(だと思う)。
これもFlashROMを使用している。
多分これがそう。

これらのROM(c3,GM)では、PCIは利用できない。

1996.02. モニター版PIPPINの配布
モニター版PIPPINにはどのようなROMが搭載されていたのか?
当時の雑誌に掲載された写真から判断すると、多分これがモニター版PIPPINに搭載されていたROMです。

市販PIPPINに搭載されたVer.1.0のROMと同等のROMをFlashROMを用いて作成したのではないか?
市販PIPPINと同等の環境を実現するものとして、開発用PIPPINにも付属された(らしい)。

1996.12. 開発用PIPPINの仕様変更(開発用PIPPIN後期型)
価格8万円
ROMはFlashROMではない(おそらく、Ver.1.2ROM)。
PCIが利用可能(MOユニットの市販に適応)。
モデムやFDDユニットは付属していない。
増設RAMは8MB。
なお、この後期の開発用PIPPINでは、ドングルを接続することによって機能限定が
解除された状態(HDD起動などが可能)となります。
そして、このドングルを外すと、認証機能(Authentification)が有効な市販のPIPPINと
同じ状況をテストできます。

上述した開発用PIPPIN(前期版・ROMはGM)と市販品とを比べてみました。
左が開発版PIPPINで、右が市販PIPPINです。
異なる部分を写真に撮ってみました。

画像をクリックすると大きい画像が別ウインドウで開きます。

開発版

市販品



開発用PIPPINと思われる写真を載せたこんなページもありました。

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LAST UPDATED : 30TH NOVEMBER 2008

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