CD-ROMを24倍速に交換

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PIPPINの内蔵CD-ROMドライブは4倍速です。これを24倍速のものに交換します。
ただ、既に同じことをされた方によって不具合も報告されています。
これは、PIPPINの内蔵電源の出力が、24倍速のドライブが必要とする
電力を充分に供給できていないからではないかと思います。
ただ、致命的な不足まで行かないので、動作が不安定になるだけで
済んでいるのだと思います。
そこで、補助電源を追加します。

PIPPIN内蔵の電源です。

元から付いてる4倍速CD-ROMドライブ(MATSUSHITA CR504-L OEM)です。

換装する24倍速CD-ROMドライブです。
Apple純正品(MATSUSHITA CR508-C OEM)です。

PIPPINの主電源の仕様は、
+ 5V 3.70A
+12V 0.60A
- 5V 0.05A
+ 5V Trickle 0.1A
です。
これは安定して供給できる数値で、実際(ピーク出力時など)はもう少し余裕があると思います(多分)。

これに対して、4倍速CD-ROMドライブの要求電力は、
+ 5V 1.0A
+12V 0.7A
です。
これは、おそらくピーク時(あるいは、比較的ピークに近い時)の数値で、通常時はもう少し低いと思います(多分)。
+12Vを比べてみると分かりますが、容量に余裕がないようです。

換装する24倍速CD-ROMドライブの要求電力は、
+ 5V 1.0A
+12V 0.8A
です。
さらにきつくなります。

追加する補助電源です。
+12V 1.25A(peak1.5A)
これを、元々の+12Vでリレーを駆動させて、主電源と連動させます。

リレーです。
OMRON G6B-1177P-ND-US
動作時にLEDが点灯します。
逆起電力対策用のダイオードも内蔵されています。

主電源から補助電源へのAC100Vの配線です。

主電源からの取り出し部です。

補助電源からドライブへのDC12Vの配線です。
ドライブへの5V電源は、元からの配線を使用します。

補助電源はこの位置に置きました。
私のPIPPINは、ROMチップがロジックボード上に移設されているので、補助電源をここに配置できます。

取り出された4倍速CD-ROMドライブは、このようになりました。

ちなみに、下側のタクトスイッチがリセットスイッチです。日付がクリアされるので、ちゃんと機能していると思います。S2にタクトスイッチを、R22にチップ抵抗を半田付けするだけです。

上側のタクトスイッチが分解時に起動させるための起動スイッチです。いちいちフィルムケーブルを繋いだりしなくて済みます。

ちなみに、これはクロックアップを試した痕跡です。
うまくいきませんでした。
クロックアップに対する耐性が低い?

その上側が、移設されたROMチップです。

SCSIフラットケーブルはこのようにして外側に出しています。

内蔵する24倍速CD-ROMドライブのジャンパー設定
SCSI-IDはNo.3(Apple純正24倍速では、0,1のみON)
PARITY(パリティチェック)はON
TERM(ターミネーション)は、他のSCSI機器を外付けするつもりならOFF、しないならON
(ターミネーションをOFFにしてフラットケーブルを外部に出していて他のSCSI機器
を接続しないときは、フラットケーブル終端にターミネータを付けましょう)

きれいに仕上げるちょっとしたコツ
僅か(コンマ数ミリ)ですが、4倍速のものと24倍速のものとでトレーの位置が異なります。
このため、換装しただけでは、Pippinロゴの付いたトレー前面と本体側との合いが良くないときがあります。
トレーを閉めた状態でトレー前面が僅かに本体側から浮いた感じになるとか、
少し上側にずれてトレー前面裏側の突起と金属ケースとが干渉することなどがあります。
このようなことがないように、CD-ROMドライブを金属ケースに取り付けた時点で、
フロントベゼルを一旦ビス止めしてトレー前面も取り付けてみましょう。
その状態で、CD-ROMドライブを金属ケースに取り付けているビスを緩めて、
金属ケースに対してドライブを動かしてトレー前面とフロントベゼルとの合いを良くしてから、
ビスを本締めしましょう。

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LAST UPDATED : 20TH DECEMBER 2000

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