秋の旅日記《横浜編》
〜 2007.10.21 放送ライブラリー 〜
快速電車でおよそ1時間の市川ー横浜間。それが長すぎず短すぎず絶妙な時間に感じるくらい、頭の中で、
今日鑑賞する予定のドラマへ思いをめぐらせていた。ときめいていた。
「文五捕物絵図」「幻の町」...そして聴きそびれたままであったラジオドラマ「ニングル」...
横浜でみなとみらい線に乗り換え、日本大通り駅で下車。案内板に眼をやると「exit3放送ライブラリー」
とある。そうかあそこを登ってゆけば目的の場所に着くわけだ。つむじさんが教えてくれた「徒歩0分」
とはこういう意味だったのだ。時計を見るとAM10:35。「ここまで来たからには、一つハマの風にでも
吹かれてみよう」なんて、ふと田舎者チックに思いたち、山下公園なるよく見聞きする文字を見つけて、
「そこで写真でも一枚」と思ってしまったのが運の尽き。予定通り写真を撮ったのはいいが、いったん
ルートから外れてしまったら最後、なかなか目的地へ軌道修正できないのが田舎者の悲しい性で、そん
なに離れた場所ではないはずなのに、歩けど歩けどそれらしい建物が眼に入ってこない。
とぼとぼ歩いていると、なぜだか頭を過る「赤い靴」の悲しいメロディ....
右を見ても左を見ても、本当に異人さんに遭遇しそうな雰囲気の街並....
「ああ、せっかく早くから来たっていうのに、
とんだロスタイムだぜ!まっ自業自得だけど」
なんとか今いる場所と目的地を確認できる地図
を発見し、事なきを得た。フゥ....
AM11:25。
放送ライブラリー到着!
さぁ、観るぞォ!!
まずは検索・登録コーナーで自分の名を登録、
そして倉本聰作品を検索。
とりあえずスタッフの項目で「クラモトソウ」、
即座に「倉本聰」と変換されて、視聴可能な
番組名がずらりと表示される。
放送ライブラリーのHPから検索した段階では
見つけることが出来なかった番組名が並んで
いる。
ここは、やはり予想通り、なかなかどうして
「宝庫」である。
やっぱり来てよかったぁ!!!
今後こちらを訪れる方々のために、今回検索
済みのライブラリー視聴可能番組を紹介する。
☆「赤ひげ」第19話「ひとり」(73年NHK)
☆「勝海舟」総集編1・2(74年NHK)
☆「北の国から’87初恋」(87年フジテレビ)
☆「北の国から’89帰郷」(89年フジテレビ)
☆「北の国から’92巣立ち」(92年フジテレビ)
☆「北の国から’95秘密」(95年フジテレビ)
☆「昨日、悲別で」第2話(84年日本テレビ)
☆「北の国から」第1話(81年フジテレビ)
☆「前略おふくろ様」第15話(75年日本テレビ)
☆「あにき」第1話(77年TBS)
☆「白い影」第1話(73年TBS)
☆「失われた時の流れを」(90年フジテレビ)
☆「川は泣いている」第1〜4話(90年テレ朝)
☆「波の盆」(83年日本テレビ)
☆「うちのホンカン」(75年HBC)
☆「おりょう」(71年CBC)
☆「祇園花見小路」(73年CBC)
☆「ばんえい」(73年HBC)
☆「風船のあがる時」(72年HBC)
☆「冬のホンカン」(77年HBC)
☆「ホンカン仰天す」(81年HBC)
☆「幻の町」(76年HBC)
☆「遅れてきた青年」(88年UHB)
☆「機の音」(80年日本テレビ)
☆「文五捕物絵図」男坂界隈 (91年日本テレビ)
☆「文五捕物絵図」
第12 話 武州糸くり唄(67年NHK,)
☆「ライスカレー」第1話(86年フジテレビ)
☆立体生ドラマ5時間1987年の大晦日「昭和大つごもり」(87年フジテレビ)
☆ラジオドラマスペシャル「羆嵐」(80年TBS)
☆大晦日ラジオドラマスペシャル「倉本聰 ニングル」(94年ニッポン放送)
以上の中から、迷い悩んだ揚げ句に次の4作品視聴。
☆「文五捕物絵図」男坂界隈 (91年日本テレビ)
現在の倉本脚本文体の源流完成の頃の作品。
得意の路地モノの原点。エミー賞を受賞し
た67年のオリジナルが観たかったなぁ。
☆「文五捕物絵図」第12 話「武州糸くり唄」
(1967年NHK)
松本清張「張り込み」を脚色した作品。
現存するタイムクレジット挿入の最初の作品?
☆「祇園花見小路」(1973年CBC)
俳優萩原健一の天賦の「間」に、脚本家倉本
聰が目の覚める思いがしたという、記念碑的
ドラマ。罪を犯したる人の家族とマスコミと
いう図式を京都の路地を舞台に描いた作品。
☆「幻の町」(1976年HBC)
My favorite 東芝日曜劇場作品。冒頭小樽の街
を歩く笠さんと田中さんを観た瞬間もう涙......
昼食もとらず、途中トイレに一度行ったきり、
ほとんどぶっ通しで観続けた我が至福の時で
あった。時計を見ると午後4時を廻っている。
市川には6時前に戻らなければいけない。
ああ、ここに1週間じっくり通ってみたいなぁ。
倉本作品以外にも、太一さんの、向田さんの、
市川森一さんの、早坂暁さんの作品も観たいん
だよなぁ。正に、正に後ろ髪引かれる思いで、
「宝庫」を後にしたのだった。
必ずまた来るよ、放送ライブラリー!
今日は本当にありがとうございました! WILL
放送ライブラリー