+, -, *, / , !は演算子として機能します。/は除算の記号(÷)を入力するためではなく、分数を入力するために使います。
+, -, *, /については、左側にバックスラッシュを付けると、スタックへの演算子の適用を解除できます(例:\+ x)。
負号は、~(チルダ)で入力します。-xという出力を得るためには、x ~と入力します。
等号・不等号は、= < >で入力します。1 < 2という出力を得るためには、1 [Enter] 2<と入力します。
上添字は、^で入力します。x^{2}という出力を得るためには、x [Enter] 2^と入力します。
下添字は、_(アンダーバー)で入力します。x_{1}という出力を得るためには、x [Enter] 1_と入力します。
コンマ(カンマ)は,で入力します。x, yという出力を得るためには、x [Enter] y,と入力します。
ダッシュは、'で入力します。x'という出力を得るためには、x 'と入力します。
f(x)という出力を得るには入力フィールドにx [Enter] f [Enter] \funcとタイプします。日本語との対応は以下のようになっています。
| 日本語: | x | という変数を持った | f | という | 関数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 入力: | x | [Enter] | f | [Enter] | \func [Enter] |
Edit -> Stackにはスタックの操作を行うためのコマンドが用意されています。
スタックの内容の直接編集します。
スタックの内容の入れ替えます。
スタックの内容を消去します。
スタックの内容を一括消去します。
Operatorsメニューを使うと、演算子パレットから演算子を適用することができます。

メニューの項目を選択すると以下のようなパレットが表示されるので、適用する演算子をダブルクリックします。

この他にも入力フィールドで演算子名を直接タイプし、エンターキーを押すことで適用も可能です。
演算子にはRPN2TeX独自で定義されているものがあります。例えば、\diff2がそれにあたります。\diff2は演算子パレットでは以下のように表示されます。
![]()
この画像の中に出てくる[1]や[2]は「演算子を選択するとスタックnの内容が[n]に置き換えられる」ことを意味します。
[1]や[2]の配置は一見分かりにくいように見えるかもしれませんが、日本語的には以下のような対応になっています。
| [2] | を | [1] | で | 微分 | |
| 入力例: | f | [Enter] | x | [Enter] | \diff2 |
| [3] | を | [2] | で | [1] | 階微分 | |
| 入力例: | f | [Enter] | x | [Enter] | n | \diff3 |
| [2] | を | [1] | で | 積分 | |
| 入力例: | x | [Enter] | y | [Enter] | \int2 |
![]() |
[4] | を | [3] | で | [2] | から | [1] | まで | 積分 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 入力例: | x | [Enter] | y | [Enter] | a | [Enter] | b | [Enter] | \int4 |
| [3] | において | [2] | の | [1] | への | 極限 | |
| 入力例: | x | [Enter] | x | [Enter] | \infty | [Enter] | \lim3 |
![]() |
[4] | の | [3] | が | [2] | から | [1] | までの | 総積 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 入力例: | k | [Enter] | k | [Enter] | 1 | [Enter] | 10 | [Enter] | \prod4 |
![]() |
[4] | の | [3] | が | [2] | から | [1] | までの | 総和 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 入力例: | k | [Enter] | k | [Enter] | 1 | [Enter] | 10 | [Enter] | \sum4 |
Greek, AMS, Othersの各メニューを選択することにより、入力パネルから記号を入力できます。ボタンの右側に表示されたaやbなどの文字を入力すると、対応する文字を入力フィールドに挿入できます。
例えば\alphaと入力するには、「Symbols」メニューからGreekを選択した後、aキーを押します(より高速入力するには、コマンドキー + G等のキーボードショートカットを使うと良いです)。
FileメニューからPreferences...を選択すると下のような環境設定ウインドウが表示されます。上部のタブを選択することにより、プレビュー関連の設定と、追加演算子の設定を切り替えられます。
設定後、OKボタンを押すと設定が確定され、環境設定ウインドウが閉じられます。Cancelボタンを押すと、設定は確定されず、環境設定ウインドウ内の変更箇所は破棄されます。
「Preview」タプからは数式のプレビューに関連する設定が行えます。
「Additional operators」タプでは、RPN入力で用いる演算子の定義を行うことができます。
RPN入力で用いる演算子は、演算子名(Name)と演算子内容(Content)の2要素から成ります。
演算子名とは、RPN入力を行っている際に、演算子として認識される文字列です。
演算子内容とは、演算子が認識された際に、演算子名と置き換えられる文字列です。演算子内容には、#1や#2という形式で引数を指定することができます。演算子が適用される際に、#1は1番目のスタック、#2は2番目のスタック・・・に置き換えられます。
また、引数に自動的に括弧を付けたいときは、#b1や#b2という形式で引数を指定します。
演算子を新しく作る際には、以下の点に注意する必要があります。