チャリ的追想 (1) 1972年初めてまともな自転車を買ってもらったのは、確か小学校1年のときだったはずだ。北海道のド田舎に住んでいたので、まともな自転車屋などなく、一番近い大きい町から段ボールに入って送られてきたのを覚えている。その自転車について今でも覚えていることは二つある。一つはフタが空いたマンホールの上を走ってしまい、ケガしたこと(よく落ちなかったな)。
もう一つは初めての「ツーリング」だ。春だったとおもうけど、なぜか突然隣町まで行きたくなった。隣町までは、今調べてみたら、6kmほどしか離れていないが、半径1kmくらいが生活圏の小1にとってみれば異国みたいなものだ。たぶん誰にも言わず、走り出した。町は小さいので直ぐに何もない田舎道になる。舗装もされていない砂利道だった。寂しい道をずんずん走って、いいかげん疲れたころに、横を走っている国鉄の線路をモクモク煙を吐きながら汽車がやってきた。正真正銘の汽車だ。SLともいう。そう、1970年代前半、北海道の田舎ではまだSLが現役だったのだ。さすがに、貨物専用だったかもしれない。それを見た瞬間、隣町まで行くという目的を忘れ、SLを追いかけて、今来た道を引き返した。なぜだかわからないが、今でもそのときの風景を鮮明に思い出す。大汗をかいて、家に帰ったのはいいが、その後熱を出して寝込んだことまで覚えている。その頃、体が弱く、月に1度は熱を出して学校を休んでいたから偶然かもしれないが。 つづく(のか?) Posted: 金 - 2月 3, 2006 at 07:44 午前 |
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