山形県弁護士会主催講演会

『山形新聞』2007年10月20日

憲法を講演や対談で考える 山形、小田中氏と加藤氏迎え


 県弁護士会(遠藤凉一会長)主催の「憲法の現在(いま)−平和と人権を考える」が20日、山形市の山形グランドホテルで開かれた。東北大名誉教授の小田中聡樹氏と衆院議員の加藤紘一氏による講演と対談が行われ、両氏は平和憲法の堅持を訴えた。

 小田中氏は「憲法と平和、そして戦争放棄」と題して講演。「今議論されている改憲論は憲法9条の意義を放棄するもの。軍事力で平和が守れないことは歴史が物語っている」と語った。加藤氏は「憲法と安全保障」と題し「日本は武器輸出を禁じ、戦争放棄をしている特別な国。憲法9条を積極的に守っていくべきだ」と述べた。

 両氏は来場者の質問に答える形式で対談。「日本の国際貢献は今後、どうあるべきか」との質問に対し、両氏は「軍事的な貢献ではなく、何らかの支援政策で貢献することが望ましい」などと強調した。

 憲法施行60周年を記念し、憲法の歴史的意義や理念を再確認しようと同会が企画した。

改憲国民投票法案情報センター