『山梨日日新聞』2007年11月11日
憲法改正の問題点探る
県弁護士会が60周年シンポ
県弁護士会(小沢義彦会長)は十日、ベルクラシック甲府で憲法施行六十周年記念シンポジウム「憲法九条は改正すべきか 平和主義と国際貢献を考える」を開いた。
講演とパネルディスカッションの二部構成。講演では早稲田大法学部の水島朝穂教授が「憲法を変えるときには、高度な説明責任、情報公開と自由討論、熟慮の期間を設けるという三つの『作法』が必要」などと持論を展開した。
パネルディスカッションは水島さん、赤池誠章衆院議員、NPO法人日本国際ボランティアセンターの清水俊弘事務局長の三人で行われ、水島さんが「押しつけられた憲法だから変える、という考えはそろそろやめた方がいい」と指摘すると、赤池さんは「(制定過程に)日本を二度と列強諸国に立ち向かわせない、という考えがあったことは忘れてはならない」と強調。清水さんは「アフガニスタンでは民間人の犠牲が増えている。日本のやっていることは本当に国際貢献なのか」と訴えた。会場には約百人が詰め掛けた。