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まったく、不思議なところへ来たものです! ヨーロッパにあってヨーロッパでなく、 スペインでありながらスペインでない。もう1年以上も住んでいるというのに、毎日が びっくりとドッキリの連続。ホントにヘンテコな街、そして変わった人たちなんです!
でも、なんでそんな街に行ったのか、ですか? ハイ、よくぞ聞いてくれました!
いつかスペインに住んでみたいと思っていました。なんたって太陽と情熱の国ですし、 でもそれ以上に「ケセラセラ!(なるようになるさ!)」という楽天的考え方に惹かれ たんです。もしかしたら、ボクら日本人を元気にしてくれるんじゃないか、ってね!
でもスペインたってとっても広い、そのどかなんてことまでは考えていません でした。そこでスペインの地図を広げ、目をつぶってエイヤッと指さしたら、たまたま それが、ここバルセロナだったんです。いやホント、まったく無謀な移住計画でした!
なにせそれまでスペインに一度も行ったことがなかったし、ましてバルセロナのことは オリンピックやガウディ、ピカソ以外何も知りませんでした。まさかこんな不思議な所 だなんて思いもよりませんでした。でも来てみたら、とっても楽しい街だったんです!
しかしそれはここに住んでみないとわかりません。ちょっと観光で何日間か見て回った だけでは、何一つ見えてこないでしょうね。最近はロングステイという旅行方法なんか も流行っているようですし、できれば最低一ヶ月ぐらいは滞在してみて下さい。もしも あなたに時間さえあれば、きっとその方がずっと安上がりになるはずですよっ!!
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それはともかく、バルセロナの街をちょっとだけ見てもらいましょう!! これがバルセローナの街並みです。ほら、あのガウディの “サグラダ・ファミリア” も見えるでしょ? そして街の向こうに青く広がっているのは、もソろん地中海です。 これがとても不思議な海なんですが、それはまたゆっくりお話ししていきましょう。
え、なぜバルセローナと書いたのか? あ〜、それも説明しておかないといけません。
日本では大抵「バルセロナ」と書いたり発音したりしますが、“BARCELONA” は「O」にアクセントがあるので、バルセローナの方が正確です。きっと、バルセロナ という発音ではここでは通じないんじゃないでしょうか。
でも本当を言うと、もっと正確な発音は、おそらく「バルサローナ」のはずです。
どうしてかというと、ここバルセローナを中心にしたカタルーニャ地方の本来の言語は スペイン語じゃないんです。それは、カタルーニャ語、あるいはカタラン語といって、 フランス語とイタリア語とそしてスペイン語が混じったような、でもボクにはなんだか ロシア語にも聞こえるような不思議な響きで、そのカタラン語では「バルサローナ」と 発音するのです。そういや、ここのサッカーチームも“バルサ”っていいますよね。
さらにはっきり言えば、言葉が違うということは民族が違うということでもあります。 そう、彼らはカタルーニャ人といって、なんとスペインばかりかフランス南部も含めて そうとう広い地域に住んでいて、独特の文化を受け継いできているのです。
いや、もっと極端にいえば、ここはスペインではなく、別の国といっていいでしょう。 カタルーニャ州政府にはプレジデント(いわば大統領?)もいて、黄色とオレンジの ストライプ模様のカタルーニャ独自の国旗(?)まであるのですから、ビックリです!
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そしてあの去年のマドリードでのテロ事件の後、どの家にも悲しみと抗議の気持ちを 込めたこんな形の黒い布をつけた旗が吊されました。でもこういう場合でも、彼らは 決してスペイン国旗を使いません、そりゃーもうホントに徹底したものです!!
ここは長い歴史の中で、さまざまな民族や言葉が複雑にからみ合ってきたのでしょう。
ある時、一人のカタルーニャ人がこんな話しをしてくれました。「この間アメリカ人と 話していたら、“なぜ君らは二つも言葉を使ってるのか、そんな面倒臭いことはやめて 一つにすればいいじゃないか”なんて言うんだ。まったくヤツらに幻滅しちゃったよ! だってそうだろ、この世にいろんな言葉があるから、人生は楽しいんじゃないか!!」
ガウディやミロ、ピカソが活躍した背景には、この街のこんな不思議な自由さがあった のかもしれません。でもバルセローナの街の不思議さは、こんなもんじゃありません。 これからはじっくりとその一つ一つをご紹介していくつもりです。きっとあなたの中の 常識があっさりとひっくり返され、みるみる生きる楽しさが湧いてくるはずですよっ!
でも同時にきっと「なぜ? どうして?」のさまざまな疑問も生まれてくるはずです。 ぜひそれらを以下のところへ送って下さい。お待ちしてますね〜〜っ!!!
《 疑問の送り先→ vivasouy1@mac.com 》
メルマガはこちらへ! → http://www.mag2.com/m/0000129218.htm
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では以下に2冊だけ、私の著書をご紹介します。ぜひ読んでみてください!
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