明宝ハムと明方ハム(岐阜)


土岐の陶器市からを足のばして郡上方面へ出かけたので、特産の明宝(めいほう)ハムを土産に買った。ちょっと高価だがいわゆる高級ハムとは全然違う素朴な肉の味がして美味しいのだ。ところで、実は全く同じような味、形状の明方(みょうがた)ハムというものもある。どちらもあまり変わらないのだが、いったい何が違うのだろうか。


明宝ハムの製造元は明宝特産物加工株式会社という第三セクター、明方ハムはJA郡上(ぐじょう)である。どうやら村おこしを契機に農協が始めた明方ハムの方が古くからあるらしい。村の名前も昔は明方村であったのが明宝村へと変わっていることから「明方」の方が元祖の名称なのだろう(現在は合併して郡上市の一部)。しかし、僕が名古屋に勤務していたときは、確か「明宝ハム」の方がメジャーであった。

何が違うのか。。。調べてみるとこの事実から明宝に関するとても興味深い事実が判った。

File NO.041 明宝村と第三セクター戦略

この報告によると明宝ハムは旧来から製造されていた明方ハムを第三セクターを活用した販売戦略で全国ブランドにしたてたものである。明方ハム時代の不満分子によるお家分裂というより、過疎の村における苦渋の試行錯誤の結果のようでもある。

郡上市明宝はその昔奥明方村といい、その後明方村となった。そして、さらにその後明宝ハムを始めとする明宝ブランドの成功により、明宝村と改名したのだそうだ。明宝は第三セクターの成功例であり、CI(Community Identity)戦略に長けた村なのだ。

さて、究極の地域ブランド戦略といえば「世界遺産」であろう。郡上の後訪れた単なる離村である白川郷がなぜ、世界遺産にまでなったのか。これも調べてみたい。

明宝観光
明宝ハム
明方ハム

Posted: 水 - 5月 10, 2006 at 11:46 午後           |


©