渡輪と砲台と電台と燈塔(旗津その1)


片倉佳史氏のガイドブック一押しの港町旗津。大都市高雄に近いにもかかわらず昔ながらの町並みが残っているという。また、昼と夜の顔の違いが旅情満点とのこと。初めての高雄なのに滞在期間が短いので、メジャーな観光地ではなくディープさを求めて。
高雄の鼓山から旗津半島の旗津へはフェリーは、ほんの10分足らずの乗船であるが香港の天星小輪(スターフェリー)を思い起こさせる。

旗津渡輪
渡輪站はどういう訳か祭りのような賑わい、フェリー乗り場は搭乗待ちの行列であった。
 

古い建物と雑多な街路(かすかな漁師町の香りの漂う昔ながらの街並み)

野良犬と野良猫と(子供の頃の田舎道を思い出す。。)


旗津砲台
旗津には特別な名所というような場所はなく地味な旧跡、建物が残るのみ。観光を求める人には物足りないかもしれない。でもこの懐かしさはなんだろう。
港からすぐそばの旗后山の山頂に清の統治時代に建造された砲台跡がある。軍事上の要所として西洋最先端技術の大砲は日本軍の攻撃にも実力を発揮したという。

置砲台は打狗港を守るべくその上方に設置されました。光緒10年(1,884年)、劉銘傳が台湾巡撫に任命され台湾に赴任しました。劉銘傳は海防を強めるため、ドイツ人専門技師ボーイェンスを招き旗後砲台を修復させました。その修復部分は砲台の南側の半分の部分にあたります。また英国製アームストロング大砲を新たに購入し、前装式の大砲四基を砲台南側の砲座に台湾海峡に面して設置しました。こうして設置された旗後砲台は、当時最も威力のある近代西洋式砲台でした
Welcome To Taiwan

旗津で開かれる夜市までにはまだ時間があるのと、眺めが良いことから沢山の人だかり

旗津海岸と高雄大楼と/夕日が有名で、遠くの海峡には沢山の船舶が連なる


漁業専用電台(無線塔)
砲台の遺跡とシンプルな無線塔とのコントラストが美しい



高雄燈塔
旗后山には1918年より今なお現役で活躍する燈台があり(残念ながら開館時間が終わっていた)海を見守っている。
この地は大正時代から時間が止まっているかのようだ。僕はその時代を知らないし、その時代の人々の精神性を知るよしもないが無邪気にその時代に想いをはせる。
そこが今回の旅で感じた台南の大きな魅力なのだと思う。


旗津渡輪行き方
路線バスで:高雄駅から362号バスに乗車、前鎮で35号バスに乗り換え
ここも高雄捷運ができたら便利になる

※情報は2007.11時点のものです
※★はぞんざい度です(ぞんざい度:料理の美味しさや景色の素晴らしさとは別に、のんびり、お手軽に旅情を愉しめるかを独断評価)

Posted: 日 - 1 月 20, 2008 at 05:33 午後           |


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