ヴァールベリの無線局(スウェーデン)


先日偶然見つけて、その美しさに心奪われた世界遺産である。見てみたい。。



http://www.trekearth.com/gallery/Europe/Sweden/Gotaland/Halland/

ヴァールベリの無線局は スウェーデンのヴァールベリ近郊にある海岸局である。1923年に築かれ、VLF送信機を備える。高さ127メートルの6基のタワーを電線を伝い、放射素子として使われていることから、巨大な高圧線の鉄柱のように見える。(参照:ウィキペディア)

近年の赤白のワイヤーによる自立型アンテナとは異なり、マルコーニの時代を彷彿させる原始的な感じがよいのだ。

電気史偉人典
マルコーニの通信実験とアンテナ

世界遺産の登録基準からするとこのマルコーニの大西洋横断通信を発端とし、第一次世界大戦以降に花開く無線通信技術の記念碑ということのようである。
新たな戦争技術の幕開けとなった革命的技術は人類の営みを象徴するものということなのであろう。

Justification for Inscription

Criterion (ii): The Varberg radio station at Grimeton is an outstanding monument representing the process of development of communication technology in the period following the First World War.

Criterion (iv): The Varberg radio station is an exceptionally well preserved example of a type of telecommunication centre, representing the technological achievements by the early 1920s, as well as documenting the further development over some three decades.

World Heritage sites

ちなみに、VLFとは超長波のことで周波数3kHz30kHz、波長100km10kmで地表に沿って遠方まで伝わる電波帯である。電波のエネルギーが大地に吸収される割合がLF帯と比べて少ないため、主に大電力通信、オメガ(無線航行)、水中通信に利用されてるとのこと。

同じ時期に日本でもVLV無線機が設置されており、この依佐美送信所がかの「ニイタカヤマノボレ」を送出したのだそうだ。こちらは2005年に解体されてしまった。

↓鉄塔は無くなってしまったが、建物には1920年代の匂いが。。



探検発見 : 電気興業 依佐美送信所跡

Posted: 水 - 4月 11, 2007 at 01:59 午前           |


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