彷徨えるphotographerのアーカイブ


彷徨えるフォトグラファーの記録  いつか、わたしは心の原野を彷徨うようになった。
現実と仮想の連続した想いを綴り、つなぎあわせて、これからも将来へと時が進む。
ウクライナの恋人PCS ARSAT-H 35m/m:ハウステンボス
風景はハウステンボス。
 ハウステンボスは1999年の夏から撮っている。最初は、Jenaの麗人/MC Flektogon35m/m
に渋谷で出会い、真夏に最上階のカフェから摂った。ここは、理想郷との想いでの場所だ。
ホテルのレストランから眺めて、ワイドで撮ろうと決めた。そのときは夏雲を背景にダイナミック
な表情をしていた。そう、この場所も恋人なのだ。1年に1度は、かならず行くところ。

  あまり、夏以外の季節には訪れたことはない。どちらかといえば、夏が似合うところだと
思う。たぶん、最初のきっかけが夏だったせいだろう。駅の名前が、ハウステンボスで電車も
この駅までが終点になる。ハウステンボスのあたりまでは、佐世保市で国道なのに車線は1つ
である。長崎空港はもともと、大村空港という名前だった。ハウステンボスからは、およそ1
時間の距離にある。
 最上階には2、3のレストランがあるけど、たいていはいきなりの客でもすわることができる
。ゼロックスを辞める前から幾度か、来ていた。ホテルは外からみると二つの塔を持つ城の顔を
している。真夏、あるいは梅雨のころに来て決まってレストランのところか、周辺の水際にしか
行かない。あまり上等の客ではないけど。やはり、ぼーっとなって大村湾の背景にセットとなっ
ているボートハウスを眺める。去年はハッセルブラッド/100ミリのプラナーで角度を3つに
わけて摂った。広角もシフトレンズも持っていなかった。出来上がりは、素晴らしい。ここに
出せないのは6x9までのフィルムスキャナーを持たないからだ。
   いつか、近いうちに備えたいと思っている。