おつかい
絵本によっては、おつかいに買い物かごを持って行く姿を見かけます。でも実際はあの買い物かご、あまり見かけません。あの取っ手がついた買い物かご、持っていますか?
ショッピング・バスケット
「ショッピング」なんて、ちょっとおしゃれなネーミングと思いませんか? この絵本の見どころは、おつかいそのものというより、おつかいの帰り道なのです。
店を出ると、動物たちが、スティーヴンのおつかいの品を横取りしようとします。荒めの言葉使いから、友達ではなさそうです。もちろんスティーヴンは、おつかいの品をあげるわけにはいかないので…。
くまがたまごを横取りしようとすれば、スティーヴンはたまごをひとつ空に投げます。あんたはのろまだから、きっと、つかまえられないだろうけど
と。感情的になったくまは、たまごをいきおいよくつかみ、中身が手や顔にべちゃり…。こんな調子で、ほかの動物たちの横取りもなんのその。スティーヴンはさらりとかわします。
もう、相手を見抜いたかわしがみごとです。スティーヴンのクールな表情と、動物たちのぶざまなかっこうの差が笑えます。私は動物たちに「なにやってんだー」と笑ってやりました。ちょっとしたいたずらに、相手がうまくひっかかったときの気分ですね。
でも、動物たちの横取りをかわすために、おつかいの品を使っても大丈夫かな? お母さんには、なんていうのかな? 私は、スティーヴンみたいに機転が利かないから思いつかないなあ。
2004年8月26日更新
ベーコンわすれちゃだめよ!
男の子は、お母さんからおつかいをたのまれました。たまご6こ、ケーキ、なしひとやま。それとベーコンです。
こういうのは、たのむ方は必要なものでも、たのまれる方は何のことかわからないものです。おちゃにいただくケーキ
とたのまれても…。自分も食べるならすぐ買ってくるけどね。
まあ、たのまれたから仕方がないです。男の子は、おつかいの品を思いうかべながら、おつかいに出かけます。ところが覚えていたおつかいの品が、街で見たものと入れかわってしまうわけです。やっぱり見た目の影響って、強いものでしょうか?
女の人が3人ならんでいれば、ふといだいこんが6ぽん
なんて、いきなり笑わせてくれます。ほかのおつかいの品も、なんやかんやと変わってしまい、古道具屋さんでお買い物…。的が外れすぎてちょっと心配ではあるけど、やっぱり笑ってしまいます。
なんて笑ってばかりだけど、大人だってすっかりわすれていたり、ついついまちがってしまうこと、ありますよね。自分の失敗は笑えないだけに、絵本で思いっきり笑ってしまうのでした。

