絵本書名や行

「や」で始まる絵本

やまからのてがみ

「やまからのてがみ」表紙

おぐにっぷの山に秋がきました。郵便係のカラスが、ツキノワグマからあずかった手紙を動物たちに配ります。

表紙から色鮮やか。絵は写実的なほうかな。ツキノワグマを囲むように、動物たちや木の実が数十点描かれています。バーコードがじゃまなのがちょっと残念。

扉には、木の実やキノコを名前つきで紹介。最後のページには、お話に出てきた動植物の解説(文は漢字あり)が出ています。お話を楽しむだけでなく、登場する動植物を知ることで秋を感じる「みのりのえほん」です。

動物たちの毛が一本一本見えるぐらい写実的でありながら、表情やしぐさで愛嬌をさそうシーンもあります。例えば、森のなかに大きなおまんじゅうがならんでいます。と、食後お腹をふくらしているアナグマかぞくが出ています。ここはちょっと吹き出してしまいました(笑)。

あとがきを読んでわかったけど、「おぐにっぷ」って、会津雄国山麓(あいづおぐにさんろく)のことだったのですね。

2004年2月1日更新

「よ」で始まる絵本

ようちえん

「ようちえん」表紙

幼稚園の一年を描いた、ほとんど絵だけの絵本。ひとことぐらいの短いセリフが、ページにところどころあるぐらいです。入園式から卒園式までのいろいろな行事から、幼稚園はどんなところかを見て楽しむことができます。

出てくる子どもたちは24人。ひとりひとり顔がちがいます。やっていることもちがいます。誰が何をやっているのか、ひとりひとり見てみましょう。誰が誰だかわからなくなったら、絵本の前の扉に子どもたち。後ろの扉にその家族が描かれていますよ。

ほかにも、いろいろな行事を見たり、変わる季節見たり、動物たちの動きを追ってみたり…などなど、幼稚園のようすを見るだけでなく、ページをめくったり戻ったりしながら細かいところが目につくのも、この絵本のおもしろいところです。

どのページも人がいっぱいでにぎやかですが、最後のページは先生だけ。誰もいない教室でピアノを弾いている姿に、子どもが巣立ったときのさみしさを感じました。

シリーズで「いちねんせい」「こうえん」「どうぶつえん」「デパート」があります。

2003年12月8日更新

よみっここよみ

「よみっここよみ」表紙

「よみっこえほん」シリーズ。年中行事、祝日などをだじゃれでつづっています。新年から年末まで、だじゃれのオンパレードです。

「よみっこ」という通り、声を出して読んだ方がいいでしょう。ひとことから、詠うものまでいろいろあります。これだけだじゃれがあれば、一つぐらいは笑うものがあると思いますよ。

シリーズでは、しりとり絵本の「しりとりりりい」、なぞなぞ絵本の「なぞなぞぞうくん」があります。どれも書名がおもしろいなあ。

ほかのちょいがき