絵本書名ま行

「ま」で始まる絵本

また!ねずみくんとホットケーキ

「ねずみくん」シリーズ。

3時のおやつは、ねみちゃんのホットケーキです。ねずみくんたちは、3時までかくれんぼをすることにしました。おにはねずみくんです…。

「また! ねずみくんのチョッキ」と同じく、「ねずみくんとホットケーキ」の2作目だから「また!」が書名についています。登場する動物たちは、1作目では、ぞう、ねこ、りす、うさぎ、ねずみくん。この2作目では、ぞう、きりん、くま、ぶた、うさぎ、りす、ふくろう、ねずみくんと仲間が増えました。

このお話は時計がポイント。ねずみくんが知らないうちに、ほかの動物たちが時計を進めてしまいます。早く3時のおやつを食べたいからね。時計を見たねみちゃんは、動物たちにホットケーキを出しますが…。

別に時計が読めなくても、早くおやつが食べたいから時計を進めるんだな、で十分楽しめると思います。動物たちの表情がいい味出ていますね。

2003年10月7日更新

ますだくんのランドセル

「ますだくんのランドセル」表紙:Amazon.co.jp

「ますだくん」シリーズ。今のところこの絵本が、ストーリーの流れでは初めにくるでしょう。

ますだくんは、おねえちゃんの赤いランドセルが気に入りました。入学式には、その赤いランドセルをしょって、学校へ行きました。学校で、泣いているみほちゃんを見つけます。みほちゃんは青いランドセルでした。みほちゃんは、ますだくんの赤いランドセルをうらやましがります…。

男の子は青がすき。女の子は赤がすき…など。こういった考えは、大人の方がある気がします。この絵本みたいに、男の子が赤、女の子が青でもいいなあと思いました。

強気で、とても一年生と思えないますだくん。それと正反対の、泣き虫みほちゃん。これがなかなかいいコンビなのです。お互い正反対の性格だから、それぞれのいいところが引き立っていますね。

2003年7月21日更新

「み」で始まる絵本

みんななにがすき?

「みんななにがすき?」表紙:Amazon.co.jp

ちょっとくずしたような絵が個性的です。「なにがすき?」とウリボウが、ウサギさんへ。ウサギさんがタヌキさんへ…と、たずねていくお話。でもライオンさんは、すきなことを誰にも教えません…。ライオンさんの顔が、赤くなっているシーンがあります。ちょっと照れることで、いえなかったのかな?

ちなみに私がすきなもののひとつは、絵本を読むこと。私も人によっては、ライオンさんのようにいえません(笑)。

後ろの表紙で、ウサギさんが「きみはなにがすき?」とたずねています。みんなで、すきなことをいいあってみるのもいいですね。

2003年7月18日更新

「め」で始まる絵本

めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス

「めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス」表紙:Amazon.co.jp

「めがねうさぎ」「おばけのてんぷら」でおなじみ、うさぎのうさこが出てくるクリスマス絵本です。

うさこは友達と、森でクリスマスツリーのもみの木を取ってきました。ツリーも立てて、ケーキも食べて、あとはサンタさんを待つだけですが…。サンタさんは、くまさんの家でグーグージュースを飲んでしまい、眠っていたのでした。

サンタさんがクリスマスに眠ってしまうのも、うっかりしたことですが、それに負けずにうさこの方も、うっかりしたことをやってくれます。これまためがねで…。このうっかりが、うさこのいいところであり、おもしろいところでもあります。

シリーズおなじみのおばけも出ています。クリスマスにおばけが出るのは、めずらしいと思いませんか。おばけだって、クリスマスをやりたいよね。うさぎもおばけも、みんなそろってクリスマスったらクリスマス。

2003年11月28日更新

「も」で始まる絵本

もっとおおきなたいほうを

おうさまの大好物の魚が、キツネにとられました。怒ったおうさまは、キツネに大砲を打ち上げます。キツネも負けずに、おおさまよりも大きな大砲を…。川をはさんで、おうさまとキツネが大砲くらべをはじめます。

大砲のような武器が出てくるお話なんて…。いえいえ、まったく心配いりません。大砲の撃ち合いではなく、大砲自体で争ってしまうのです。というか、意地の張り合いでしょうね。

おおさまはキツネよりも。キツネはおおさまよりも。どちらも相手に負けまいと、これでもかこれでもかと大砲を持ち寄りますが…。あまりにもいきすぎたことをやるので、思わず笑ってしまいます。

やったりやり返したりなど、本人たちは真剣だけど、周りの者が冷静に見ると、どうでしょうね(笑)。そういった「周りの者」にもなれる絵本だと思います。

絵は、左のページがおうさま、右のページがキツネという場面が多く、見ていてわかりやすいです。登場人物のしぐさや表情も、いい味出ています。

例えば、おうさまたちがおどろいたときの一コマ。某マンガの「シェー」のポーズをやっているような…。こういったポーズが出るぐらい堅苦しくなく、遊び心というかユーモアがあるお話です。

2004年2月1日更新

もりいちばんのおともだち

「もりいちばんのおともだち」表紙:Amazon.co.jp

サブタイトルは「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」。

大きなクマさんは、小さい物がすきです。小さなヤマネくんは、大きい物がすきです。だからふたりは、森で一番の仲良しになりました。

もりのケーキ屋さんでクマさんは、はちみつモンブランを注文。小さい物がすきだから、ショートケーキです。ヤマネくんは、3だんデコレーションケーキを注文しました。

ヤマネくんは大きい物がすきとはいえ、体の何倍も大きなケーキを全部食べてしまうなんて…。食べた物は、どこに入ったのでしょう? やっぱり、甘い物は別腹のようです(笑)。

普通はクマさんが大きい物を食べるのに…なんて思いますよね。でもお話は逆です。逆なところがひかれました。クマさんもヤマネくんもそれぞれ自分が好きな物があり、そんな相手を気に入っています。自分を好きになることが、相手も好きになるものかなあ。

ケーキ屋のブルドッグさんは、同じ著者の「ブルくんとかなちゃん」(福音館書店、こどものとも年少版 2003年4月号)のブルくんとそっくりです。

2003年9月8日更新

もしもぼくにおにいちゃんがいたら

「もしもぼくにおにいちゃんがいたら」表紙:Amazon.co.jp

「もしも…」と、考えるのがすきな男の子のお話。おにいちゃんがいたら、留守番もいっしょにできるし、きらいな物も食べてもらえるかもしれない…。お兄ちゃんがいたらいいのになあ、と理想の兄を想像します。 一番年上やひとりっ子なら、そう思うでしょう。

でも、おにいちゃん(おねえちゃん)がいたらいいこともあるけれど、 けんかをしたり、ひとりじめできなかったり、お下がりをまわされたり…と、いやなこともあるものです。

理想的なことや、好きなことを想像するのは楽しいです。普段の生活でも「もしも…」と想像をしていると思いますよ。「もしも遅刻をしたら…」とか、「もしも雨がふったら…」とか。楽しくないことも想像してしまうのが残念ですが(笑)。

シリーズに「もしもぼくがあかちゃんだったら」もあります。どんな絵本でしょう…。想像してしまいます。

2003年7月18日更新

ほかのちょいがき