うちにかえったガラゴ
絵本
ピキとクリより

- この絵本、やっと見られた。「かばんうりのガラゴ」のつづき。

- つづきといっても、この絵本からでも楽しめるよ。

- まあね。このお話は、うちに帰って、ふろ入って、めしだな。

- そうあっさりいっていいのかなー。

- いいっていいって。絵本はごちゃごちゃいうより、見て楽しもう。見たまんまいうとね…。

- いうと?

- 表紙。ドアのむこうにいるのはガラゴ。では、ドアに手をかけているのは…。

- それはだめ。そんなのじゃなくてねえ。

- じゃあ次のページ。ポストに手紙が入っています。この手紙は…。

- だめだめ。ちがうよ、もう。

- もうやーめた。じゃあ、なにいえばいいの?

- ページで見つけたものでなくて、この絵本をひとことで。

- この絵本、細かいところまで描きこんであるよ。読む絵本でなくて、見る絵本。絵から、いろいろ見つけ出すのが楽しい。

- 出てくるみんな、変わってるよね。

- そうそう。ガラゴって何者かわからんし、ぷるどちゃんはりんご頭だし、おじぎちゃんはちびで、頭になにか3つ出ているし。変わってるというより、ちょっとかわいい。

- かわいすぎずに、変わりすぎずってところかな。

- いいこというね、それ。で、さっきのことだけど。自分で見つけたところ、だれかにいいたくなるなあ。ちょっとだけならいいでしょ?

- ひとつだけなら…。

- うん。ガラゴの部屋の中、この絵本をかいた島田ゆかさんの絵本が3冊も。それと、プリンの山にとらちゃん…。

- そこまで! ひとつだけっていったでしょ。もう、おしまいっ。
デザイン度抜群の絵から見つける楽しみ
この絵本も、同じ著者の「バムとケロのにちようび」など「バムとケロ」シリーズも、見て楽しんで発見する絵本です。「バムとケロ」も「ガラゴ」も、幅広い年齢層に結構人気があるそうです。絵はカラフルで細かく、動きがある。登場人物や小物など、デザインが斬新。などが人気のもとではないでしょうか。
私が気にいったところのひとつは、カレーの盛りつけ方。ちょっと変わっているなあ。絵本を見て、おためしあれ。

