いいたくない

絵本

「いいたくない」表紙

ピキとクリより

うさぎピキ
お話は、くまくんと、うさぎくんが別れるところからはじまるね。
りすクリ
けんかしてね。
うさぎピキ
くまくんは、何度も「ごめんね」をいおうとしても後回しに…。いやなことはしたくないね、やっぱり。
りすクリ
「ごめんね」は、自分が悪いと思ったときに使う言葉。悪いと思わないといえないな。
うさぎピキ
もし、けんかをしたら、相手の方も悪いと思うよ。自分が悪いかもしれないけど…。
りすクリ
じゃあ、自分が悪い事したらあやまろう。
うさぎピキ
なかなか言えないよ。悪い事したら、おこられるだろうなって。こわい。
りすクリ
じゃあ、無理にあやまらなくていいよ。どうなってもしらないけど…。
うさぎピキ
そんなふうに言われるのも、気になってこわい。
りすクリ
どうする。
うさぎピキ
どうしようか…。
りすクリ
くまくんのいいたくない。言葉は同じでも、お話の初めと終わりでは意味がちがうね。
うさぎピキ
そうそう。言葉にあしたが入ったね。くまくんが作ったにんじんジャムも、みんなで食べた方がおいしいと思うよ。おっ、にんじんジャムのレシピもある。
りすクリ
もう、そんなのばっかり見て。

「ごめんね」がいえること、聞けること

「ごめんね」は言いにくい。誰でもそう。言い争いで勝っても、後味が悪い。あやまらなくても、後味が悪い。そこで、思い切ってあやまったけれども…。私の場合、絵本のように、うまくいかないことがありました。

この絵本で感じたのは、「ごめんね」がいえること、「ごめんね」が聞けること。年を取るほど、「ごめんね」ですまないことがふえてくる気がします。「ごめんね」が聞こえなくなるのかな…。