いいたくない
絵本
ピキとクリより

- お話は、くまくんと、うさぎくんが別れるところからはじまるね。

- けんかしてね。

- くまくんは、何度も「ごめんね」をいおうとしても後回しに…。いやなことはしたくないね、やっぱり。

- 「ごめんね」は、自分が悪いと思ったときに使う言葉。悪いと思わないといえないな。

- もし、けんかをしたら、相手の方も悪いと思うよ。自分が悪いかもしれないけど…。

- じゃあ、自分が悪い事したらあやまろう。

- なかなか言えないよ。悪い事したら、おこられるだろうなって。こわい。

- じゃあ、無理にあやまらなくていいよ。どうなってもしらないけど…。

- そんなふうに言われるのも、気になってこわい。

- どうする。

- どうしようか…。

- くまくんの
いいたくない
。言葉は同じでも、お話の初めと終わりでは意味がちがうね。 
- そうそう。言葉に
あした
が入ったね。くまくんが作ったにんじんジャムも、みんなで食べた方がおいしいと思うよ。おっ、にんじんジャムのレシピもある。 
- もう、そんなのばっかり見て。
「ごめんね」がいえること、聞けること
「ごめんね」は言いにくい。誰でもそう。言い争いで勝っても、後味が悪い。あやまらなくても、後味が悪い。そこで、思い切ってあやまったけれども…。私の場合、絵本のように、うまくいかないことがありました。
この絵本で感じたのは、「ごめんね」がいえること、「ごめんね」が聞けること。年を取るほど、「ごめんね」ですまないことがふえてくる気がします。「ごめんね」が聞こえなくなるのかな…。

