ぶかぶかティッチ
絵本

ピキとクリより

- 「ティッチ」の2作目。こんな笑う絵本はいいね。

- ピートやメアリーの、ズボン、セーター、くつした。ティッチがもらったのはいいけど、どれも大きすぎ。

- ズボンが小さくて、パンツが見えているよりはましだろう。

- そりゃそうだけど。

- ピートやメアリーが、ティッチに
すぐにちょうどよくなる
って。ほんと? 
- それがね、ちがうから話がすすむんだよ。窓や植物を見てごらん。ね、どう?

- そうね、葉っぱがのびてる。時間がたってるんだね。すぐなんて、うそばっかし。

- おさがりって、あげる方はいいけど、もらう方はねえ。もらってうれしいのはお母さん。子どもは新しいのもほしいよ。

- ピートやメアリーがうそばっかしだけど、ティッチもうそばっかし。

- 今度はティッチが、生まれたてのあかちゃんにおさがりを…。

- あかちゃん生まれて、やっと自分の物をあげるっていえるね。

- でもティッチの物、あかちゃんには大きすぎ。
すぐおおきくなって、ちょうどよくなるさ
って。ふふふ。 
- 最後はみんなが、こんなうそならいいよって顔だな。
お下がりはいやだ
パット ハッチンスさん。この方の絵本は、楽しく笑ってしまうものが多いです。「ティッチ」「おまたせクッキー」「ベーコンわすれちゃだめよ!」などがそう。こういった気楽に見られるのがいいですね。
末っ子のチィッチは、おさがりをもらってばかり。あかちゃんが生まれると、今度はおさがりをあげる方になった。自慢げに言っている姿がまたおかしい。…なんてごたごたいうより、絵本を見て笑おうか。
