くまさんじゃなくてきつねさん

絵本

「くまさんじゃなくてきつねさん」表紙

ピキとクリより

うさぎピキ
うさぎさんのとなりに、きつねさんがひっこしてきた。でも、うさぎさんは話をしない。前にいた、くまさんのことばかり思っている…。だから、きつねさんに声をかけなかったのかも。きつねさんって、悪そうじゃないのに。
りすクリ
きつねさん。ひっこしてきたら、すぐにホットケーキをやいてるよ。外までホットケーキをもってきてる。うさぎさんにわけようとしたんだよ。でも、わたせなかった。はじめて会うと、なかなか声をかけにくいよね。
うさぎピキ
うさぎさんも、きつねさんを、さんぽにさそうつもりだったのに、さそえなかった。そのまま、ひとりでいっちゃった。なかなか声をかけられないということは、相手からすればなかなか声をかけてくれない。そんなことが、おたがいに悪く思わなければいいけどね。「なんでさそってくれないんだよ」って感じに。
りすクリ
やっぱりはじめて会うと、声をかけにくいよ。なにかきっかけがないとね。うさぎさんは、きつねさんに、やまぶどうをあげていたけど。
うさぎピキ
たまたまだけどね。きつねさんは、うさぎさんにおれいのホットケーキをあげた。ちょっとしたきっかけで、良くも、悪くもなるんだな。
りすクリ
うさぎさん。あのままくまさんのことばかり考えていたら、きっかけがなかったかも。くまさんじゃないけど、きつねさんだって、いいやつだよ。