ジャムつきパンとフランシス
絵本

フランシスシリーズの中でもおいしい絵本

- おっ。これはおいしそうな絵本だ。ジャムつきパンとフランスパン。

- フランシス、フランシス!

- あっ、ついつい。ジャムつきパンとフランシス。お話は、朝ごはんからはじまるよね。もう、はじめから食べ物が出てるから、ぐいぐい読んでしまうんだ。

- いろんな食べ物が出てくるし。食べるのが好きなピキが読むわけだよ。

- うん、食べものがいろいろ出てくるよ。ゆでたまごでしょ。カツレツに、アルバートのおべんとう。それから、トーストに、スパゲティーミートボールと…。

- ジャムつきパンも。

- そうそう。いろんな食べものが出て、
うー、うま、うま
だよ。 
- なあに、「うまうま」って?

- あれだよ。グローリアが、スパゲティーミートボールを食べたときのセリフ。

- おいしいってことね。ほんと、スパゲティーミートボールおいしそう。

- おいしそうだ。スパゲティーミートボールってさ、この絵本ではじめて知ったんだ。ミートソースなら知ってるけど。

- へえー!

- あーっ、そんな大きな声で。もうもう。
アルバートのおべんとう

- アルバートのおべんとう、ちょっとごうかだよ。ライむぎパンのクリームチーズ、きゅうり、とまとのサンドイッチでしょ。ほかにもいろいろ入って、おまけにデザートまで。

- フランシスのおべんとうと、アルバートのおべんとうの差もおもしろいな。

- アルバートのおべんとうはごうかだもん。フランシスのジャムつきパンと、取り替えないよなあ。

- ふふ、さすがにジャムつきパンとは…。アルバートのおべんとう、おいしそうだからね。アルバートがおべんとうを食べるところ、文字だけでもおいしそうってわかるよ。

- アルバートが食べるシーンは、ページをまたいで数十行もあるからね。フランシスは、たったの1行だけど。こんなに差があるのは、ごうかなおべんとうで食べる時間がかかるからかな?

- そうねえ。ジャムつきパンならすぐ食べてしまうけど、いろんな物が入ってるおべんとうは食べるのに時間がかかりそう。

- アルバートがおべんとうを食べるところは、おべんとうを味わうようにじっくり読みたいな。
お母さんのジャムつきパンづくし

- フランシスの絵本はいくつかあるけど、これは笑える。ジャムつきパンづくしが。

- お母さんもジャムつきパンをね…。普通のお母さんなら怒るかも。

- うん、そうかも。フランシスのお母さん考えたね。いい作戦だ。

- お母さん、フランシスに動じないところもまた…。

まあ、おどろいた! フランシスがないてるわ!
って、やりますやります。お母さん、心の中ではフランシスのことをわかってる。
- 読んでいる方も、お母さんやフランシスのことはわかる。

- そこがおもしろいんだよ。

- フランシスにはちょっとわるいけど、おかしさが込み上げてくるね。
