ピヨピヨスーパーマーケット
絵本
ピキとクリより

- スーパーマーケットって身近にあるけど、なぜか絵本であまりないんだよね。

- そうだね、たぶん。パン屋さんやケーキ屋さんなどのお店屋さんはよく出てるけど、食品スーパーはねえ。

- スーパーって、ふらりと気軽に行けるのがいいね。見るだけでもおもしろいよ。いろんな食べ物がならんでいてさ。あれ食べたいとか、こんなのあったんだーとか。

- 絵本に出ているスーパーってどう?

- どこにでもありそうな、普通のスーパーだよ。野菜は袋に、魚はトレーに入って、どの商品もきちんと棚や台にならべてあるし。おっ、値段も出てる。時期外れかな、はくさい1株298円、ねぎ1束150円はちょっと高い。トマト5玉100円、ピーマン1袋58円はまあまあだから夏かな? うむむ、いちごが298円、びわが398円なら…。

- も、もういいよ。それにしても商品はいろいろ、お客さんも入っているねえ。

- 子どもはお菓子、お母さんは特売に集まるのは、どこもいっしょみたいね。ふふふ。環境のことも考えているのかな。自分の買い物袋を持ってくるお母さんもいて、なかなかだよ。

- この絵本さ、普通に読むのもいいけど、ぼんやり見るのも楽しくない?

- でしょ。もう、スーパーに行ってる気分。商品はもちろん、お客さんや店員もよく見るといろんなことがわかるよ。ペンギンの店員が、サバを見て舌出しているとか。そこは本物のスーパーとちがったおもしろさだな。

- そうそう。にわとりのお母さんが、買ったものをかごにつめているシーンなんか、いったいなに作るんだろう? と思ったよ。どんな食材でなにができるか、見比べるのもおもしろいね。

- うん、ちゃんと買ったもので料理してる。スーパーマーケットの絵本だけど、スーパーの店内だけで終わってないな。

- で、気がついたんだけど。にわとりのお母さんだけあって、たまご買わないな。

- そういや、たまごはお店にないぞ。スーパーだから、たまごぐらいあると思うけど。まあ、にわとりのお母さんは、たまごコーナーを素通りしたってことで。

- やっぱり、にわとりだから? ははは。そんな絵本から飛び出した話をするのも、またおもしろいね。
食べもの買うのは楽しみ楽しみ
おいしいものがいっぱいそろっているスーパーマーケット。あなたがすきな食べ物はなんですか? 大人はいろいろあるかもしれませんが、子どもはやっぱりお菓子でしょう。
実際、スーパーのお菓子コーナーは子どもに人気です。品定めをしている子をよく見かけます。お気に入りを見つけ、お母さんにおねだりしますが…。絵本の中でもそうですが、買ってもらえる子がいれば、買ってもらえない子もいるようです。
子どもの無理なおねだりに答えられないときは、どうしましょう。その場で説得しますか? 聞こえないふりでレジへ直行しますか? にわとりのお母さんは、うまいことやっていますよ。愛情で勝負ってところかな。まあ、おためしあれ。
ほか、実際のスーパーで子どもがいるところは、鮮魚コーナーかな。丸ごとの魚介類を、興味深そうに見ている子もいます。大人は見慣れた食材でも、子どもにとってはめずらしいかも。食育というわけではないけど、いろいろな食材を見ることによって、食べることに興味が出てくると思うのです。
スーパーに行ったら、ぶらりと見てまわってみましょう。いろいろな食材、値段、生産地がわかります。くだもの、野菜、魚の旬がわかります(このごろは季節感が薄れぎみですが…)。うーん、スーパーって食品図鑑。食の情報がいっぱいつまったお店なんです。
この絵本のスーパーマーケットも、いろんな食材がならんでいます。セールもやっていますので、一度お買い物に行ってみてください。

