おいしいおとなあに?
絵本
ピキとクリより

- この絵本みていると、おなかすくなあ。動物たちが、食べものを作ったり食べたりばっかりだもん。

- 出てくる食べ物がおいしそう。あんぱんとか、うどんとか。文も
ぱくっ
、つるつる
って、音の絵本みたい。 
- 音の絵本か…。ぼくは、
ぱくっ
と食べるのはなんだろうって思ったよ。 
- 文から食べ物を考えたんだね。ぼくは絵から、どんな音だろうって考えたよ。

- そうか、そんな見方もあるんだな。

- 右ページに食べ物の絵、左ページに音があるから、食べ物でも、音でも、どっちからでも想像できるね。

- そうね。で、この絵本、食べ物もおいしそうだけど、動物たちもゆかいだよ。りすが、すいかを食べているところはもう…。
ぺっぺっ
って、すいかのたねをあんなにとばしていいのかねえ? 
- なんだよなんだよっ。いいじゃない。すいかはかみついて、たね飛ばした方がおいしいよーだ。それよりジュースを飲んでいるうさぎとかめ、昔話の「うさぎとかめ」みたい。なんだか、のんびりなうさぎにみえない?

- ジュースはストローでのんびり、
ちゅー
って飲んだほうがいいよーだ。 
- まあまあ。でもさあ、食べ物をこぼしたり、とばしたり、かみついたり…。みんな、いろんな食べかたしてるね。

- だからいろんな音があるかも。音も味のうち。なにか作っているときも、音を聞いたらおいしそうに感じるし。

- 絵本の絵だけでもおいしく感じる。見た目も味のうちだな。あーあ、みんな楽しそうに食べているなあ。ぼくもおなかすいた。なにか食べようよ。
食べる音から食欲がそそる
食べ物がおいしく感じるのは、味だけではないと思います。味覚のほかに、触覚、嗅覚、視覚、聴覚でも味わっていると思います。この絵本では、視覚、聴覚(読んでもらえば、なお)でおいしい物を味わえるでしょう。
でも、絵本を見ておいしそうと感じるのは、視覚、聴覚だけでしょうか? 感覚(気持ち)も味わうことに一役買っている気がします。
最後のページの音は聞いたことがあるかな? ちゃんと本物を、自分の耳できかせてあげたい(ききたい)なあ。そんな家庭でありたいです。

