なんでもしゅうりいたします
絵本
ピキとクリより

- ビーバーの、カストールとフリッペのお話。「カストールのたのしいまいにち」シリーズの一冊です。

- この絵本はそうでもないけど、ほかのカストールシリーズでは、道具の紹介や説明まで、よくわかるように書かれています。最後のページには、くわしい説明や絵本でやったことのおさらいが出ています。ためになるよ。

- クリってば。そんなこというと、勉強の本みたいに聞こえるよ。

- いやいや、勉強の本じゃないよ。なにかを作るお話。自分でもやってみたくなるよ。

- そういうこと。ほかのカストールの絵本は…。「あたらしいエプロンできた!」「だいくしごとをしようっと!」「たんじょうびにはケーキをやこう!」「ふたりでペタペタペンキぬり」「まめをそだてよう!」だったかな。ね、勉強の本にはみえないでしょ。

- あと、この「なんでもしゅうりいたします」もね。この話はフリッペがかつやくするよ。フリッペのしゅうりやさんか。

- しゅうりやさんでも「カストールのたのしいまいにち」というシリーズなんだあ。カストールはらくちん、らくちん、たのしいまいにち。

- はじめは自転車のしゅうり。カストールはだまって見ている。でも、心配そうに見てるなー。お客さんが帰っていくところなんかは。

- だって、フリッペが変なの作ってるんだもん。一輪車みたい。あれって修理なのかな、ふふふ。

- だからサービスなのか。

- でも、うまくできるな。たのまれても、自転車をあんな風にできないよ。

- ほんと、できないなー。お客さん、うれしそうにのってるよ。かんかんにおこると思ったよ。

- ほんとね。お客さんもお客さんだな。おかしい。

- フリッペは変なの作るし、お客さんもおこらないし、わらっちゃうな。

- でもやっぱり、おかしいかな? 役にたってるみたいだよ。リサイクルみたい。

- そうね。なら、かんばんがおもしろいよ。
なんでもしゅうりいたします
のつづきがね、だだし じてんしゃ をのぞきます
って。 
- それじゃあ、なんでもじゃないよー。

- それでも、つぎつぎとお客さんくるね。でも、はこがあるよね、あまったものって。あまったものがふえているけど。

- あまるものなんてないよ。あまったら「なんでもしゅうりいたします」じゃないよー。

- それもそうだね。
物は使いようでなんとかなる
最近は、修理より買い換えの方が多くなったような気がします。修理をする手間と、お金を考えると買い変えた方がいい場合があるからです。なんだか修理することを考えなくなったのかも知れません。
フリッペが修理してしまった物は、前とはまったく違うものになりました。それでも考え方によっては使えるようになるな、と感心しました。私も見習わなくては。
ほかのシリーズの絵本では、お話風でありながら、作るようすが実践的に書かれているのがいいですね。

