でんしゃはうたう
絵本
表紙:ちいさなかがくのとも
電車の音を聞こう

- 「でんしゃはうたう」を見よう。10ページ目は急カーブ。脱線防止ガードレールもついてるよ。

- なんか普通のレールとちがう。レールが3本もある。
画像は熊本電鉄の脱線防止ガードレール。

- 脱線しないようにもう1本、レールやガードをつけているんだよ。

- 18ページのカーブもレールが3本。

- 絵本の電車のように、安全のため、急カーブには脱線防止ガードレールをつけているところもあるんだ。ほかには、ATSを増やしたり新型をつけたりしてる。

- ATSって?

- 自動列車停止装置。赤信号を通りすぎないように、列車を止めるものだよ。信号の手前にATS地上子があるけど、赤信号でここを通れば、運転台から「ジリジリジリ…」と音が鳴るんだ。
画像はJR九州のATS地上子。
JR九州のATS作動音(音声ファイル:MP3,256KB,32秒)

- 運転士さんが確認の操作をしたら「ピンコン ピンコン…」に音が変わる。確認できなかったら非常ブレーキがかかる。

- そんな音は、運転士さんがミスしないように鳴っているんだね。

- うん。絵本でもいろんな電車の音が出てるけど、本物を聞くのもおもしろいよ。電車によっても場所によっても音がちがうから。

- やっぱりうさぎは、耳のつけどころがちがう。ぼくもこんど電車に乗ったら聞いてみよう。

- うさぎじゃなくても聞こえる音だからね。聞きだしたら、絵本みたいに楽しいよ。
折り込みふろくで知る

- この絵本の折り込みふろく「絵本のたのしみ」を読んだらね、電車のことが書いてあったよ。「おおきなひとのための」のところ。

- ふろくも見逃せないよね。

- そうそう。電車は見開き1ページだけど、ロングレールやモーターのことが、ちょこちょこ書いてあったよ。

- レールも、長いのや短いのがあるんだあ。

- このごろは、ロングレールを使うこともあるんだって。ロングレールなら、つなぎ目の音が減るそうだよ。

- それじゃあ、絵本の
たたっ つつっつつ たたっ つつっつつ
は、なんの音? レールのつなぎ目を通る音じゃないの? 
- ぼくもそう思ってたんだけどね。なんだろう。

- 普通のレールは、もっとちがう音かな? 「がたん ごとん がたん ごとん…」

- この絵本みたいに、それっぽくいってみようか。「ががっ ごごっご ががっ ごごっご…」はどう?

- 絵本の
たたっ つつっつつ
が、にごったみたい。 
- 音を言葉でいうのもなかなかだ。ロングレールは、伸縮継ぎ目でつないでるから音が少ないんだって。伸縮継ぎ目は、絵本の22ページ目に出てるよ。
画像はよくあるレールのつなぎ目(JR九州)。
画像は伸縮継ぎ目(JR九州)。

- 変わってるよ、これ。レールをスライドしたみたい。レールって、端と端をつなぐだけじゃないんだ。

- そうだね。伸縮継ぎ目なんて細かいのも、絵本で描いてあるからいいな。「でんしゃはうたう」って絵本でも、音だけでないよ。
電車の紹介

電車の絵本にちなんで、電車を画像と音で紹介します。絵本「でんしゃはうたう」とあわせて、実際の電車の歌も聴いてみてください。




