もうすぐおしょうがつ
絵本
表紙:特製版
ピキとクリより

- お正月の絵本って、クリスマスに比べたら少ないよねえ。お正月もすきだけどなあ。

- クリスマスみたいに、ゆっくり絵本を読んでいられないんじゃない? お正月の準備でいそがしいし。

- そうだな。この絵本でも大そうじ、もちつき、買い物…と、大人も子どももお正月準備をやっているから。

- 絵本に出ているのは動物ばかりだけど、かわいいって感じじゃない。もちつきの手順や、市場のようす、少しだけどおじいさんの新聞なども読めたりと、細かいところまで描いてあるなあ。

- 絵本でいうなら、「おふろやさん」「やこうれっしゃ」「にちよういち」ぐらい描きこんであるよ。

- そうそう、その絵本と同じ人が描いているし。

- 市場へ買い物に行くページは動物たちがいっぱい。年末のあわただしさが出てるなあ。栗きんとん、黒豆…などおせち料理の名前もちらっと出ているね。ぼくのところは年末になると、長にんじんや金時にんじんが出るんだ。いつもの買い物とちがって楽しいよ。

- ふふ、にんじん目当て? ぼくはもちつきがやりたいな。家でもちつきはやらないからなあ。もちはお店で買ってるよ。お店にあるから、家でもちつきやらないところも多いかもね。

- そんなもんかな? お正月もだんだん変わっているのか、うーん…。この絵本のようなお正月準備も、新年を迎える楽しみがあっていいと思うけどなあ。
昔ながらのお正月準備
この絵本は、昔ながらのお正月準備を描いた絵本です。昔ながらといっても、そう昔ではないようです。お風呂屋さんに行くシーンもありますが、おばあさんが持っている新年のカレンダーには1990(年)と出ています。
でもなぜか、昔ながらと感じてしまいます。家によっては、もちつきや障子の張り替えなどはやらないし、市場ではなくスーパーへ買い物に行くし…。年とともに、お正月も変わっているのでしょうね。あまり変わりすぎると、風習などはどうなってしまうかが気になりますが…。
行事や風習は、大人から子どもへ受け継いでいかないと、すたれてしまうかもしれません。いつまでも、お正月を迎える気持ちを大切にしたいと感じました。
