
のと鉄道 URL: http://www.incl.ne.jp/ntr/
能登半島の内浦側を奥能登まで走るローカル線。
現在は のと鉄道七尾線(七尾-穴水)と、のと鉄道能登線(穴水-蛸島)で構成され、七尾市から奥能登珠洲市まで、海岸沿いをガタゴト走ります。
のんびり約2時間半の気動車の旅です。

能登鹿島駅
桜のトンネル満開 CubicVR:1.2M
穴水・能登鹿島駅。別名「のとさくら駅」の愛称があります。1932年(昭和7年)旧国鉄七尾線の開通を祝って地元の住民の手で約60本のソメイヨシノを植樹され、以来地元で作る「能登鹿島駅さくら保存会」の手入れなどにより、この時期には見事なさくらのトンネルが見られます。
この日も、早朝時間にも関わらずもう数人の写真家が来ていました。日中はイベントがあり、団体さんの参戦もあり小さな無人駅は凄いことになります。
桜並木のすぐ向こうは日本海。朝の光に桜の花も輝いています。能登にも遅い春の訪れ。桜のいい香りが漂います。

能登鹿島駅下車すぐ
ボラ待ちやぐら CubicVR:450K
能登鹿島駅を出てすぐ。沖合に何やら櫓が見えてきます。
リアス式海岸の変化に富んだ複雑な地形で七浦七入と呼ばれる穴水湾。ここで行なわれていたのが、ボラの習性を利用した定置網の一種で、日本最古の漁法ともいわれるこの「ボラ待ちやぐら漁」。湾内に造られた高さ6mほどの櫓の上からボラが網にかかるのを待ち、ボラの群れが入ると網口を手繰り上げるという単純なもの。現在では観光用に3基が残されています。
その横を、小舟に乗って朝の漁に出ていたお爺さんが帰ってきます。岸には小さな孫を連れたお母さんのお出迎え。

恋路へ
恋路駅 CubicVR:890K
駅名が「恋路」で縁起がいいと、北海道の幸福駅とともに有名になったこの駅は、トンネルに挟まれた高所にあります。無人駅で出入り自由なのに、記念に購入する人のために入場券を有人駅で販売しているそうです。
旅の手帳が置いてあります。ラブラブの人、苦悩する人、みんな結構書き込んでいるもんだなと関心。
向こうには恋路海岸が見えます。

恋路へ
恋路海岸 CubicVR:702K
恋路駅から石段を下りてすぐの所に、恋路海岸があります。さすがに春先のため海のシーズンにはまだ遠いので人はまばらですが、その分海の透明度は高く、ちょっと得した気分です。
この日は海の向こうに遠く霞んで立山連峰も臨むことができ、雄大な自然を満喫できました。
恋路と言う名の由来はここらに伝わる悲恋物語からきているそうで、海岸には主人公の鍋乃と助三郎の悲恋像が立っています。

のと鉄道終着駅
蛸島駅 CubicVR:1.1M
のと鉄道のんびり気動車旅の終着駅、蛸島(たこじま)。毎年ツール・ド・のとで駅前を疾走していましたが、こうしてホームに立つのは初めてです。
遅い春がここにも。金沢の兼六園ではもうほとんど葉桜状態なのに、ここではまだつぼみが残る七分咲きといったところでしょうか。
厳しい冬を越えてやってきた春は思いっきりのどかです。