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エチルアルコール(C2H5OH)のガラス化


目的
ガラス化

準備
エチルアルコール(C2H5OH)、 ビーカー、撹拌棒、液体窒素

方法
  1. エチルアルコールを液体窒素で凍らる。(じゃぼづけ)
  2. 液体窒素をこぼして、固化したエチルアルコールのみにする。
  3. 撹拌棒で突っつきながら、状態を観察する。



ガラス状態のエチルアルコール



水あめみたいなエチルアルコール


結果
固化する直前のエチルアルコールは大きな粘性を示す。 融けるときも直後は同様に大きな粘性を示し、 だんだん粘性が小さくなっていく。

考察
エチルアルコールは、液体からの急冷によって簡単に「ガラス性液体」の 状態を作ることができる代表的な低分子物質である。 ガラス性液体になるためには、120〜140K の結晶化危険領域を -50K/min 以上の速度で冷却する必要がある。 これ以下の速度で冷却しても、準安定結晶ができる。 これは「ガラス性結晶」で、結晶の内部自由度が凍結された状態である。 ガラスでない「安定」結晶相も存在する。

融点    :158.65K(-114.5℃)
ガラス転移点:95K(-178℃)


エチルアルコールの定圧熱容量曲線。
冷却速度によって異なる状態が得られる。
○安定性結晶、△ガラス性結晶、●ガラス性液体。
O. Haida, H, Suga and S.Seki , Proc. Japan Acad., 48, 683 (1972)


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