私のパソコン履歴
1981年、当時私は中学校2年生でした。そのころは現在のような家庭用ゲーム機はありませんでしたので、ビデオゲーム好きの私は地元の喫茶店やこじんまりしたゲームセンターによく通っていました。そんなある日、「マイコンでゲームができる」ことを知り、マイコンが欲しくてたまらなくなりました。(当時パソコンという言葉は無く、「マイコン」と呼ばれていました。)よく調べてみると、Apple 128kというマイコンに多くのビデオゲームが移植されていて、ビデオゲームがやりたいだけの私には最も憧れの機種でした。しかし中学生の私に容易に手に入れられる値段ではなく、それは夢に終わったのでした。国産メーカーのマイコンでは、NECのPC-8801やSHARPのMZ-80Bなどが有名でしたが、そのころまだモニターにカラー表示することが出来ない程度の性能で、Apple 128Kとは明らかに見劣りするものでした。その後、SHARPからカラーBASICが使用できるMZ-2000が発売されたのをきっかけに、仕事を手伝うという名目でなんとか父親を口説き落とし、購入することができました。これが私の初めてのマイコンでした。
当時フロッピーディスクは贅沢品で、カセットテープにプログラムを保存して、起動の度にそれを読み込まなければなりませんでした。メモリーは64KBしかなくて当然OSなども存在せず、BASIC言語のプログラムを打ち込まなければ何も出来ないただの箱でした。その後、念願のゲームをやったり、多少のBASIC言語を覚えたりはしたものの、その可能性の低さにマイコン熱も冷めていくのでした。
高校の頃は、友人の持っていた富士通のFMシリーズに触れた程度で、全くと言っていい程マイコンには興味が無くなっていました。大学時代もその延長で、仕事でコンピュータを使うことなど全く考えていませんでした。
大学卒業後、勤務させていただいた栃木県宇都宮市の椎貝歯科医院にMacintosh SE/30というパソコンがあり、コンピュータに対するカルチャーショックを受けることになりました。それまでイメージしていたマイコンとは全く異なり、現在当たり前となっているGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を持っていました。OSとは何なのか?ハードディスクとは何者なのか?マイコンしか知らない私には、その構造が何なのかを理解しなければ、「ただマウスをクリックすれば動かせる。」と言われても、とうてい納得のできるものではありませんでした。その後、椎貝先生にMacintosh SE/30を使わせていただく機会を与えられたことが、現在パソコン無しでは生きて行けない私を作り上げたのでした(笑)。
初めて購入したMacintoshは、Performa 630でした。この機種は手に入れやすい価格でカラーが使えて、その上テレビまで見れてしまうという優れものでした。その後PowerPCが主流になり、PowerPCを積んだPerforma 6210、Performa 6260を購入してネットワークを覚えるきっかけとなりました。中学生の頃に触っていたマイコンとは全く別物で、この頃からやってみたいことがどんどん増えていきました。
歯科医院開業時には、ユニットサイドに設置するMacintoshの機種選定に悩みました。ユニットサイドでスクリーンセーバー代わりにテレビやレーザーディスクを流したいこともあり、TVチューナーとAV入力を標準装備したブラックボディのPerforma 5440を3台購入しました。これはPerformaでありながらPCIスロットを持っているため、100 Base-TXのカードも装着できて現在でも正解だったと思います。
1997年の開業当時、受付にはPowerMacintosh 7300/166、事務室にはPowerMacintosh 7600/200、ServerにはPerforma 6260を設置しました。また、その後iMac(350MHz)を自宅に設置して、医院とTCP/IPによるファイル共有できるようにし、受付をiMac(333MHz)に変更しました。また、その後事務室のPowerMacintosh 7600/200はPerforma 6260からサーバーに変更し、PowerMacintosh G3 DT266を事務室に設置しました。院内LAN構成図は、この当時の状況のものです。
現在は、MacOSX10.3への全面移行を進めているところですが、今まで使ってきたクラシック環境(MacOS9.2まで)でのアプリケーション、デジタルカメラ、周辺機器などが全然使えないため(泣)、予算の都合上、すこ〜しずつゆっくりやっています(笑)。まずローコスト、それでいて歯科医院用途として必要十分、かつ出来るだけシンプルな院内LANの形を模索しているところです。iBookG4をサーバ兼用機として実験的に使用していますが、これがまた予想以上にとても快適。iBookG4などのリーズナブルなノートブックでも十分なサーバーになりうるなんて、7年前には考えられませんでした(笑)。このあたりは近い将来ご紹介できればと思っています。
しょうもない話を最後まで読んでいただき、大変ありがとうございました。