簡易デジタルレントゲン
最近では、歯科メーカー各社からデジタルレントゲン撮影装置が発売され、今後は主流になっていきそうな気配です。デジタルレントゲン撮影装置自体の価格がまだまだ非常に高価なので、導入する歯科医院側にとっては負担が大きいのですが、「フィルム不要、現像不要、整理簡便、被爆量低減」など、多くのメリットがあります。しかし将来的にも最も意味深いのは、そのレントゲン画像がデジタルである点です。デジタルデータであれば、今後の応用範囲がひろがってくる可能性があります。![]()
残念ながら当院では現在、デジタルレントゲン撮影装置はありません。しかし無い場合でも、フィルムスキャナーがあれば、「簡易デジタルレントゲン」を作成することが可能です。スキャンする際のコツとしては、画像サイズを1280pixels×1000pixels などのように一定にすることです。(ちなみにこのサイズは、当院で使用しているデジタルカメラの画像ファイルサイズと合わせています。 )上図は左上4番根充後のものですが、下図のように反転をかけただけでも、かなりイメージが変わります。歯根膜腔、根管、海綿骨梁、インレー下の裏層材などがよりはっきり確認できます。レントゲンは見方を変えるとそれまで見えなかったものが見えてくる(見やすくなる)可能性もあります。
当院がいつもお世話いただいているForest Inc,さんでは、モリタ社から発売されているデジタルレントゲン撮影装置を院内LANでMacintoshに接続し、そのデータをMacintoshでも利用可能にするノウハウと実績をお持ちです。ご興味がある先生は導入前に相談してみるのも良いかもしれません。