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○インフェルノ
INFERNO

☆整合性無視のトホホなサスペンスだが、美しくも妖しい場面の数々が印象的。

嘆きの母、涙の母、暗闘の母の3人の魔女の事が書かれた本「三母神」を読んでしまったローズは、そこに書かれていた建物に関する記述が、彼女が暮らしているアパートのことであることを知る...。「サスペリア」に続く「魔女三部作」の二作目だが、前作にも増して雰囲気とインパクトのみを重視したアルジェントの演出は暴走気味で、ヒロインが何故に魔女に狙われるのか、妖艶な美少女や、唐突に殺された男は何者だったのかなど、幾つかの謎は解明されないまま、最後は唐突に終了。あまりに整合性を無視した物語に「一体、今までの話はどういうことだったの?」と呆気に取られてしまうだろう。しかし、美しくも妖しい幾つかの場面が印象的で(水が溜まった地下室に潜る場面や、教室に現れる謎の美少女の場面など)個人的には、アルジェントの作品の中で最も好きな一本だったりします。

1980/ダリオ・アルジェント監督作品

関連作品○サスペリア

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