トップに戻る

○ウォーリー
WALL・E

☆恋人いない暦700年のウォーリー君が、恋を求めて10億光年宇宙の旅。

汚染で人が住めなくなった地球で700年もの間、廃墟の後片付けを続けるロボットのウォーリー。ある日のこと、彼の元に空から最新型ロボット「イヴ」がやってきた。その美しい姿に一目惚れした彼は...。ピクサー映画の素晴らしさについては、過去の作品の紹介文で散々書いてきたので割愛。本作がピクサーの最高傑作かどうかはさておき、個人的には最も愛おしい映画だと言っておきます。なんたって、60年代後半から80年代前半のSF映画(2001年宇宙の旅、サイレントランニング、ショートサーキット、スターウォーズ、地球へ、エイリアン、ET、THX1138、他)のテイストが目一杯詰まっていて嬉しいし、全編通じて台詞が極端に少ないうえ、ウォーリーの行動は最後まで、人類の命運や環境問題とは無関係、あくまで彼の単純な価値基準(ずっとひとりぼっちだったから、片時もイヴちゃんと離れたくないし、一緒に大好きな映画「ハロー・ドーリー!」を観て、二人で手をつなぎたいよーという想い)だけという、恋人いない暦700年の男の子が、一目惚れした女の子を追って何億光年も旅をするという、バカみたいにスケールの大きな初恋物語(笑)この映画を見終わった私は妄想する、ウォーリーが庭を手入れし、モーが部屋の掃除をし、イヴが料理や介護をしてくれるような素敵な未来生活を...。※スピンオフの短編「バーニー」も必見だぞ。

2008/アンドリュー・スタントン監督作品

一覧へ